2018年4月20日 (金)

我々はどうやって聴覚を獲得するのか

自ら移動できる脊椎動物の登場以降、よりすばやく「外敵から逃げる」必要が高まり、触覚よりすばやく反応することができる聴覚が発達したようです。
以下、「我々はどうやって聴覚を獲得するのか」(リンク) より
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脊椎動物の研究で注目されるゼブラフィッシュ
 動物の生存にとって最も大切な行動の一つは、敵から素早く逃げることです。外部からの刺激を察知し、その情報を脳で素早く処理して瞬時に筋肉を動かすわけですが、このように巧みな行動はどうやって成しえるのでしょうか。
 脊椎動物の研究に適した動物として、ゼブラフィッシュという小さな熱帯魚が注目されています。なぜならゼブラフィッシュは世代交代が早く、遺伝子操作が容易で、稚魚になるまで体が透明なので生きたままの状態で細胞を見ながら調べることができるからです。
生後約2日で獲得される聴覚
 人間の耳は、0.1ナノメートルという原子1個分の幅の振動(音)も感じることができます。魚も同じように敏感な聴覚を持っており、音に反応して素早く逃げますが、最初から聴覚が備わっているわけではありません。ゼブラフィッシュの内耳にも人間と同じように毛が生えている有毛細胞があり、そこで音が電気信号に変換されます。その信号が、神経細胞(ニューロン)を伝わって脳にある「マウスナー細胞」へ送られ、音を感じるのです。しかし生まれたばかりのときは、信号を伝える神経細胞はあっても有毛細胞が音をうまく電気信号に変えられません。生後2日くらいかけて有毛細胞が発達し、ようやく音が聞こえるようになるのです。
複雑な脳の成り立ちを解明する
 左右一対あるマウスナー細胞はどちらかに音の信号を感知すると、反対側の筋肉に動き方の指令を出します。つまり左側で音が聞こえると右に体をくねらせて逃げるのですが、興味深いのは、生まれて間もないゼブラフィッシュのマウスナー細胞は触覚で逃げる仕組みを持っていることです。その後に聴覚を獲得すると触覚に頼るより音に反応して逃げた方が早いので、あとに獲得された能力を大いに活用するわけですが、これは脳が環境に順応し新しい感覚を有効に使うことを意味します。特徴あるマウスナー細胞を調べることで、ほかの脳細胞もどのようにしてできたのかを解明できるのではないかと期待されています。




 
斎藤幸雄

2018年4月 9日 (月)

メビウス運動は 生命を育む

****以下、NEOCHICKS NATURAL SPIRIT for GRACE GENUINE LUXURYより転記
リンク
今から36億年前ごろ、原始の海が誕生し、陸地ができそこに雨が降り 地下と地表の間で水が メビウスに回転し、循環をはじめました。水が 8の字に運動することでマイナスイオンを帯び始め そこから地球最初の生命が誕生したのではないかと唱える 学者がいます。確かに 森羅万象の背後には必ず メビウス運動、らせん運動がありすべての生命は このリズムに共鳴しています。
8の字に回転する力を水に与えると水が活性化し、マイナスイオン化するそうです。だから 昔の農業水路や河川も 蛇行し曲線を描いていました。実は 自然界には直線のものは存在せずこの蛇行(メビウス曲線) こそが生命を活性化し 繁殖させてきたのです。人間(思考)だけが物事を直線的に捉え、水路を直線的に管理しますが、そうすると 逆に水本来の活力が失われてしまいます。世界各地の名水に共通しているのは山岳から湧いてきた 湧き水で川の水が ウネウネと蛇行(メビウス運動)を繰り返すうちに健康に良いとされる水に性質を変えていくのではないでしょうか。
ここでもう一つ繋がってくるのが地球で最も古い生命体で、生命発祥の鍵を握っていると言われるソマチッドです。このソマチッドという微生物を研究していたある女性が顕微鏡で観察していると、ソマチッドの量が珪素含有量に比例しているのでは?と 気がついたそうです。そして水晶から出来たという水溶性珪素とソマチッドの効果が類似しているという結論にたどり着きます。
4つの酸素分子+珪素分子 が連結すると=SiO4 四面体(ピラミッド構造)ができます。
SiO4 四面体の連結度を増していくにつれて連結角も大きくなり、次第にマカバ(星形二重正四面体=平面だと六芒星)を形成します。
星形二重正四面体(六芒星)がさらに連鎖的に繋がっていくとメビウス曲線(螺旋)となり、大きな波形を作り出していきます。
<中略>
このメビウス運動の連鎖は私たちの右脳・左脳、両目、両肺にも見られ内臓や大腸・小腸も 心臓もメビウス回転・渦を描いています。メビウス状に回転し、渦を巻くものは 生命を育みますが
それは自然界のいたるところでも見られます。たとえば太陽系を含む銀河、鳴門の渦潮、台風、植物、木目、つむじ、DNA、指紋、蝸牛、血管など。
ちなみに 日本の厄祓いの儀式 神社の茅の輪くぐりもメビウス(8の字)を描きます。ルンバやベリーダンスも 丹田に近い腰を8の字に動かします(↑腸内環境を改善するのに、かなり良いです)チャクラも 渦を巻いていますが、これは 小さなブラックホールでもありこの重力場が 引き寄せの法則(類は友を呼ぶ)の源です。
*****以上、転記終わり





楊数未知 

2018年4月 4日 (水)

ヒトの精子のしっぽの先端に左巻きのらせん構造を発見

ヒトの生殖細胞である精子は、尾部を動かして泳ぎますが、その尾部の先端は左巻きのらせん構造となっていることが判明しました。
詳細な機構の解明はこれからですが、精子の運動能力やエネルギー供給に関わっている可能性も考えられます。
◇ヒトの精子のしっぽに謎のらせん構造、初の発見リンク
<Yahoo! JAPAN ニュース>より
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○運動能力に関係? 不妊症の治療薬や避妊薬の開発につながる可能性も
 ヒトの精子、つまり、成人男性の小さき生殖細胞は、有性生殖には不可欠だ。精子には頭部、中間部、尾部があって、半透明のオタマジャクシのような形をしている。そのしっぽを鞭のように動かして、受精のために卵子に向かって泳ぐ。男性は1秒間に1500個の精子を作れ、1度の射精に含まれる数は2億5千万を超えることもある。
 生殖については、このようにさまざまなことがわかっているにもかかわらず、個々の細胞や組織の構造がすべて詳細に研究されてきたわけではない。
 しかし、低温電子顕微鏡断層撮影法(低温ET)という革新的なイメージング技術のおかげで、新たな事実が明らかになった。細胞を拡大して立体的に撮影できるようになったこの技術を精子に応用したところ、しっぽの先端部分に左巻きのらせん構造があることがはじめて明らかになり、2月9日付けの科学誌「Scientific Reports」で発表された。
 この発見によって、泳ぐのが上手な精子と下手な精子がいる理由が解き明かされたり、不妊症や避妊の新薬が開発できたりするかもしれない。
「原生動物に関しては、研究されて多くのことがわかっていますが、ヒトの細胞に関しては、あまりわかっていないのです」と、今回の論文の主な著者であるスウェーデン、イエーテボリ大学の博士課程の学生ダビデ・ザベオ氏は言う。
○「そのままの状態で観察できる最高の撮影法」
 低温電子断層撮影法とは、電子顕微鏡をCTスキャンのように使う方法だ。単一の細胞、組織、器官など、急速に冷凍した生体サンプルを薄く切り、ナノメートルサイズの微細な物体を電子顕微鏡で撮影して、3次元的な画像を再構成する。サンプルを冷凍することで、乾燥せず、できるだけ自然に近い状態で調査できる点が強みだ。
「基本的には、取り出したタンパク質の特徴を観察するだけです。ただし、今までの他の技術と異なり、撮影のためにいろいろと手を加えられていない画像を撮れます」と、論文の共著者である米コロラド大学ボルダー校のギャリー・モーガン氏は言う。「生きていたとき、そのままの状態で観察できる最高の撮影法です」
 実際には、通常の細胞だと薄切りにしないと、低温ETには厚すぎる。しかし、精子が泳ぐのに使う鞭毛(べんもう)、つまりしっぽは、先が細く十分に薄いため、この方法を応用できた。すると、鞭毛のおよそ10分の1ほどの終末部で、内側の壁に張りつく左巻きのらせん状の構造が見つかった。
 今のところ、なぜこの構造をもつのかはわかっていないが、著者たちの考えでは、しっぽが伸びたり縮んだりするのを防ぐ役割があるのかもしれない。また、卵子へ向かって泳ぐためのエネルギーを供給するのに役立つのかもしれないという。
 ちなみに、2012年に初めて精子の3D追跡を行ったときの結果では、ほとんどはまっすぐ進むが、中にはらせん軌道を描いて泳ぎ「動きすぎ」な精子があることがわかっている。
○不妊症の3分の1以上は男性が原因
 このらせん構造の機能に関して、もっと多くのことがわかれば、精子がしっぽを動かすメカニズムについてさらに多くのことを解明できるかもしれない。鞭毛のことは、分子レベルではまだ完全には理解できていない。
 究極的には、今回の発見は男性の不妊症を解決するのに役立つ可能性もある。その原因は、男性ホルモンの量、遺伝子、環境の異常だと考えられる。不妊症の3分の1以上は、男性の側が原因だ。
 不妊症の男性の精子でこのらせん構造を調べて、らせん形状の役割と不妊症の関連を解明できる可能性もある。
~後略~
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稲依小石丸

2018年3月30日 (金)

水溶性ケイ素はソマチッド?

*****以下、自然治癒力で美しく健康になるリンクより引用
実は、水溶性ケイ素=ソマチッドではないかという話になっています。そして万能細胞ではないか?
日本珪素医学学会の発表の中では、水溶性ケイ素=ソマチッドと考えられています。 リンク
動画の中でソマチッドのことを話している甲斐さおりさんは、看護師であり実際に血液の中でソマチッドがどのように変化するのかを話しています。
水溶性ケイ素は、ソマチッドではないかという理論は、水溶性ケイ素の原料が水晶であり、太古の化石であることです。ソマチッドは、2500万年前の化石の中や5億年前の化石の中に生きていることが確認されているそうです。
その化石を水に溶かすとソマチッドが生き返るそうです。
ソマチッドが私たちの血液中や細胞にたくさんいると免疫力が高く病気になりにくいといわれています。
彼女はソマチッドを研究し始め、様々な方の血液を観察しそしてその経緯で病床末期といわれた方々が奇跡的に治っていくプロセスもみていきます。
ソマチッドというのは、細胞や血液中に存在する最小の微生物。フランスのガストン・ネサン(1924年生まれ)という学者によって発見されました。そのソマチッドを研究し作った食品をがん患者にあたえたところ1000人中750人が回復。
実際、抗がん剤でがんが改善されるのは、10%ほどと聞いているのでそれから行くとすごいことですね。
ところが、医師会が医師免許を持っていないガストン氏を訴えて投獄し、死刑寸前になったとか。しかし、その後改善した人たちの訴えで救われたそうです。
ソマチッド① 血液の中にソマチッドがいる???
リンク
ソマチッド②ガンとソマチッド ソマチッドはマイナスイオンが好き
リンク
ソマチッドは、人間の骨祖しょう症の改善(約5万事例)さまざまな免疫力向上に役立つ
ソマチッドとは?
リンク
フランスのガストン・ネサン(1924年生まれ)が発見、命名。最小で0.5nmのサイズです。
■ソマチッドは、地球上のすべての生物の根源であり、すべての生命体に存在する
すべての生物内、地中、空気中にも存在し、どんな環境でも死なない不死の生命体だそうです。
たとえば、1000度の高温、-30度の低音、無酸素、塩酸の中、硫酸の中、5万レムの放射能、超高圧下5万レムの環境下でも死なない・・すごいですね。
エネルギーの具現で、生命が最初に分化した具体的な形態でDANの前駆物質。ソマチッドがいなければ、細胞分裂は起こらないそうです。(死者の血液にはいなくなるそうです)
常温で原子転換出来て電子を運ぶ電子コンデンサーだそうです。
さらに水素から電子を得るため、水素水と同時に水溶性ケイ素を摂ることでソマチッドが活性化しガンへの大きな期待ができそうなのです。(ソマチッド=水溶性ケイ素は、マイナスイオンがあるととても活発になるからです)
私たちが、知らなかったことがどんどん解明されますね。
健康でいるために情報は、知っておくべきですね。いざとなったときに役にたてばうれしいです。
*****以上、引用終わり



楊数未知

2018年3月24日 (土)

シロアリの複雑な腸内微生物叢は垂直伝播と水平伝播の複合によって形成された

シロアリは腸内に複雑な微生物叢をもち、多くの動物が消化できない木質(セルロース)を分解してエネルギー源とすることができます。
この複雑な微生物叢は、親から子への垂直伝播と捕食等による水平伝播の複合によって獲得されたことが明らかになりました。
微生物叢を世代間で継承しながら、各世代が外部より微生物を取り込むことで、複雑かつ多様な微生物叢→分解能を形成し、適応能力を高めてきたのです。
◇シロアリ腸内微生物の進化の起源が明らかにリンク
<Alpha Galileo>より
////////↓↓転載開始↓↓////////
~前略~
多くの動物は、消化プロセスにおいて腸内微生物群に頼っています。例えば、ヒトの消化管には約39兆個の細菌が存在しています。しかしシロアリの腸内は、動物の中でも最も複雑な微生物叢(そう)を持っています。すなわち、多様な細菌、原生生物、菌類からなる複合体を腸内に保持し、木材中のリグノセルロースなどの通常動物が消化できないものを分解し、それらから必須栄養素を抽出しているのです。
シロアリの腸内細菌叢については一世紀以上もの間研究されてきましたが、それがどのように進化してきたかという重要な疑問については研究者の間でも意見が別れていました。
シロアリの腸内細菌叢は、親から子へと「垂直伝播」と呼ばれる様式で継承されているとされてきました。しかし一方で、進化の過程において固有の食性を持つ系統でそれぞれ独立に環境中から獲得されたとする「水平伝播」と呼ばれる様式を支持する研究者もいます。
OISTの進化ゲノミクスユニットはシドニー大との共同研究で、シロアリ腸内微生物についてこれまでにない規模でのDNA調査研究を行っており、この度、上記の仮説の双方を統合する答えを見つけました。
「私たちは、シロアリは主に親と、他のシロアリのコロニーの両方から、腸内細菌を得ることを発見しました。 すなわちこれは、150万年に及ぶシロアリの進化過程において、垂直伝播及び水平伝播の両方が重要であったということを意味するのです。」と、ユニットを率いる トマ・ブーギニョン准教授は説明します。
過去のシロアリ研究は、限られた範囲の場所や食性から採取された20種以下のサンプルに基づいたものでした。ところが、今回の研究でトマ・ブーギニョン准教授らは、アジア、オセアニア、南米、アフリカの4つの異なる大陸にまたがって採取された94種もの異なるシロアリの腸内から211種類に及ぶ細菌系統を分析しました。本研究成果は、Current Biology誌に掲載されました。
シロアリ腸内細菌からDNAを抽出し、細菌種を識別するためによく使用される16SrRNAと呼ばれる遺伝子の特定領域を解析しました。この遺伝情報を使うと、細菌種間の系統関係を再構築する事ができ、それらの進化の歴史を推定する事ができます。
結果として、シロアリ腸内微生物叢が、コロニー間の水平伝播及び、親コロニーから子コロニーへの垂直伝播を組み合わせた「混合様式」によって形成されていることが示されたのです。
細菌がシロアリの世代間で垂直に伝播すると、シロアリの宿主と共に進化することとなり、食餌、生息地、および病気の特徴に非常に特異的なものとなります。「私たちが見つけた細菌の多くはシロアリの体内にしか存在せず、中にはシロアリ腸内の特定の部位にしか含まれないものもありました。」とブーギニョン准教授は説明します。
垂直伝播は人間の腸内微生物叢においても重要です。2016年には、私たち人類の腸内微生物の一部は、祖先を共有する大型類人猿のものと同じであることが明らかになりました。
しかし、シロアリの生活様式を見てみると、腸内細菌の水平伝播を受けやすい特徴を持っていることがわかります。争いの最中に強いシロアリが弱いシロアリを食べてしまうことがよくあるため、シロアリ間を細菌が伝播し得るのです。シロアリはまた、糞便を摂取することによって土壌又はその他の食料源を介し、他種のシロアリ、あるいは全く異なる動物由来の腸内細菌を摂取している可能性もあります。
進化の過程で宿主を切り替える細菌があるという発見により、シロアリ腸内細菌のいくつかの種は、これまで考えられていたよりもはるかに広い範囲の生物種に伝播されていた可能性があります。
~後略~
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稲依小石丸

2018年3月18日 (日)

ウィルスは生物の切れ端 再び

かつて、『ウィルスは生物の切れ端(123455)』という投稿をしたが、以下の記事を読むと、その起源と生成過程の仮説が浮かんできた。
/////////////////////////////////《引用》/////////////////////////
毎日、1平方メートルあたりに8億個のウイルスが空から降り注いでいる(リンク)
地球の空はウイルスに完全に包囲されているようだ。
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の研究者たちは、地球の大気境界層下を飛び回るウイルスの数を測定し、どれだけ多くのウイルスが上層大気から地表に降下しているのかを測定した。この観測はこれまでで初めてのこととなる。
《中略》
チームは、スペイン南部のシエラネバダ山脈にある高地から大気圏を調査した。その結果、9,000フィート(約 2.7キロ)を超える高さの大気中から莫大な数のウイルスが発見されたのだ。
《中略》
「毎日、 1平方メートルあたり 8億個以上のウイルスが地球の大気境界層より地球に供給されていることが判明した」
今回、科学者たちは、初めて対流圏上部の大気中の気象システム上の成層圏のウイルスの数を測定した。地球の大気境界層の最下部にある地球の対流圏は、地球表面の状態に反応し、ウイルスは、海上からの噴霧や土壌の塵の上を上方に移動する。それらは地表に降下する前に、上層の対流圏の大気を通って何千キロも飛行することができると考えられる。
《中略》
なお、研究チームは、大気中に膨大なウイルスを発見したが、バクテリア(細菌)の数はウイルスよりはるかに少なく、同じ面積に数千万個程度だった。
これは、ウィルスは大気への付着力が細菌より大きいために、雨などで地表に降下する量が細菌より少ないためだと思われる(ウイルスは雨と共に地表に落ちずに、大気に乗って地球の上空を広い範囲で漂い続けることのほうが多いという可能性)。
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1. DNAもRNAも水無しには形成できない
>また、最近の分子生物学では、遺伝や生命の根源がDNAなどの物質に還元されることが多いが、本当に遺伝を司っているのは、生きた生殖細胞とDNAのセットである。もっというと、DNA自体も生きた細胞抜きでは生成できない可能性すらある。(36069)
この理由は、DNAの立体構造の形成のためには、弱い極性をもった水分子との水素結合が不可欠であること。それを解かりにくくしているのは、教科書に出てくるDNAの立体模型は、その周囲に水素結合でくっついている水分子を描いていないから。その水分子は細胞内に蓄えられており、それ抜きにDNAやRNAの生成も機能発揮もない。
2. どの生物の由来か?
①ウイルスは、DNAウイルスとRNAウイルスに分けられ、真核生物、真正細菌、古細菌、いずれのドメインにもそれぞれウイルスが発見されている。
②そのゲノムサイズは
《ウイルス 》 
・λファージ       4.8×10^4(一般的なウィルス)
《バクテリア》
・カルソネラ・ルディアイ 1.5×10^5(最小のゲノムを持つ真正細菌)
《多細胞生物》 
・ショウジョウバエ    1.8×10^8
・ヒト          3.0×10^9
であり、ウイルスとバクテリアのゲノムサイズは近く、多細胞生物のそれの1/1000~1/10000程度。よってウイルスと多細胞生物のゲノムサイズは大きく異なる。
※1①②から、ウイルスはバクテリア由来である可能性が高い。
3. バクテリアが極度な休眠状態へ移行したものがウイルス
どんなバクテリア(それ以外の微小生物も)でも、飢餓や乾燥状態になると、極度に代謝を落として休眠状態になる。この事例は豊富にあるが、興味深いのは、多細胞生物ではあるが極小のネムリユスリカの事例である。
>乾燥に伴いほかの生物が次々と命を落としていくなか,ネムリユスリカはカラカラの状態で雨季を待ち,再び水が張ると1時間程度で何事もなかったかのように蘇生する.彼らはこの乾燥と蘇生を何度も繰り返すことができ,日常的に起こる突然の日照りによる水環境の消失にも対応することができる.
>また,この乾燥無代謝休眠状態の幼虫は,水分の供給がなければ半永久的に眠り続けることが可能で(論文記載上の最長記録は17年間),90°Cの高温から-270℃の極低温,アセトンのような有機溶剤,真空,7kGyもの放射線など乾燥以外のストレスに対しても驚異的な耐性を備えており,宇宙空間に2年半もの間置いても地球に戻り水をかければ蘇生する。(リンク)
※2 以上1・2・3から、3.上空に吹き上げられたバクテリアが、乾燥・飢餓・宇宙からの放射線に耐えるため第一段階として一般的な休眠状態に入る。その後、滞留時間が長いと放射線の外圧は更に高まるので、細胞質を更に改変させ、放射線も防ぐ更に硬い殻を作ったのがウイルス。だから、バクテリアとウイルスが大気圏上層部で同時に発見される。
しかし、ここまで極度に細胞質を変化させた場合、水のある地表に戻っても元の細胞に戻ることが出来なくなる。そこで、殻を捨てて、中身の核酸だけを再利用し、殻の元であった細胞質は他の生物のものを利用するという戦略をとったのがウイルスではないか?




 
本田真吾

2018年3月17日 (土)

奨学金破産が増加、5年間で1万5000人!裁判所への申し立て数は44倍!親子で共倒れも

大学に行く意味がますます無くなっていく、というより既に害悪になっているのかも知れません。
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奨学金破産が増加、5年間で1万5000人!裁判所への申し立て数は44倍!親子で共倒れも(リンクより転載)
学校の通うための奨学金を返済することが出来ず、そのまま破産を申し立てる事例が増加していることが分かりました。報道記事によると、過去5年間で奨学金が関わった自己破産の申請数は1万5338人分となり、5年前と比べて13%の増加になったとのことです。
連帯保証人と保証人は計7230人で、親子が共倒れになるケースもあると報じられています。
背景には日本学生支援機構の取り立て強化があると見られ、返還を促すよう裁判所に申し立てた件数は5年間で約4万5000件。機構が発足した2004年度と比較して44倍に激増しています。
給与の差し押さえなど強制執行だと2016年度に387件となっていますが、2004年度は1件だけでした。
若者の経済環境が急激に悪化していることを示している数字だと言え、学費の無償化や奨学金の免除は早急に実施する必要があるところです。
奨学金破産、過去5年で延べ1万5千人 親子連鎖広がる
リンク
 国の奨学金を返せず自己破産するケースが、借りた本人だけでなく親族にも広がっている。過去5年間の自己破産は延べ1万5千人で、半分近くが親や親戚ら保証人だった。奨学金制度を担う日本学生支援機構などが初めて朝日新聞に明らかにした。無担保・無審査で借りた奨学金が重荷となり、破産の連鎖を招いている。





瀬部倫一郎

2018年3月16日 (金)

人間の脳では古代ウイルス由来の遺伝子が作用し続けている

人間の脳には、古代ウイルス由来の遺伝子が現在も存在しており、シナプスが発火(膜電位の急激な変化≒神経細胞間の情報伝達)すると、そのウイルス由来遺伝子が目覚めて、RNAに遺伝情報を記し、思考のプロセスに大きく関わっているようです。
人類を初め生物の進化においては、外来遺伝子が非常に大きな役割を果たしてきたのかもしれません。
◇我々の思考はウイルスに操られている?ヒトの意識には古代のウイルスが関係しているという研究結果リンク
<カラパイア>より
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古代ウイルスが遺伝情報を動物のゲノムに結び付けた
 『Cell』に掲載された2本の論文によれば、大昔にあるウイルスがその遺伝情報を4本足動物のゲノムに結びつけたという。
 情報の断片は今もなお人間の脳の中で生きており、遺伝情報をパッケージ化し、ウイルスそっくりな小さなカプセルの中に収めた情報を神経細胞から周囲に送り届けるというきわめてウイルス的な作業を行なっている。
 そして、この情報のパッケージは、神経がコミュニケーションを行い、再編成するという、高度な思考に欠かせないと考えられている作業において決定的な要素かもしれない。
ウイルスは遺伝子の寄生虫
 人間の遺伝情報の一部がウイルスに由来すると聞いて驚く人もいるだろうが、それは意外なほど一般的なことだ。
 2010年の大阪大学の研究などで、人類の祖先が4000万年以上前に感染したとみられるウイルス遺伝子の一部が取り込まれいることがわかっている。また、2016年の論文によれば、ヒトゲノムの40~80パーセントが大昔のウイルスの侵入によって獲得されたものだ。
 ウイルスがバクテリアと違って単に人体内で家を作ろうと企むだけの存在ではない。ウイルスとは遺伝子の寄生虫である。
 彼らは遺伝情報を宿主の細胞に注入して乗っ取っては、己のために利用する。典型的なものとして、ウイルスを作成するための工場にする。
 この過程は大抵は宿主に無益か有害なものだ。だがごく稀に注入された遺伝子が良性だったり、それどころか有益だったりすることがある。
 また、2016年の論文では、ウイルス性の遺伝子が免疫系や胚発達の最初の数日において重要な役割を果たしているらしいことを発見したとある。
 最新論文ではさらに一歩進んで、古代ウイルスが人間や動物の脳細胞で健在であるばかりか、我々が知る思考というプロセスはそれがなければ生じなかったであろうほど重要であるらしいと論じている。
人間の思考は古代ウイルスが関係している?ウイルス由来の「Arc遺伝子」
 研究から判明したのは、シナプス(神経細胞同士のつなぎ目)が発火して間もなく、「Arc」というウイルス由来遺伝子が目覚め、「RNA」というモバイル型情報として指示を書き記すということだ。
 RNAは細胞核の外の世界におけるDNAのメッセンジャーであり、代理人だ。DNAの二重らせんの情報コピーであり、それが役立つ場所に配置されるように遺伝子の指示を携えている。面白いことに、ウイルスは自身の遺伝情報をDNAではなくRNAに保持する傾向がある。
 Arc RNAの指示に従い、神経細胞は「カプシド」というウイルスのようなエンベロープをその周囲に構築する。そして、RNAはエンベロープのおかげで細胞間を安全に移動できるようになる――隣の神経細胞に進入し、遺伝情報のパケットを伝えるのだ。
 その情報が新しい細胞に到着した時の役割は不明だが、研究では、このプロセスが適切に機能しない限り、シナプスの発火は消えてしまうことが明らかになっている。またArc遺伝子に問題があった場合、自閉症などの症状として現れる傾向にある。
 妙なことに、Arc遺伝子がウイルスから動物に宿ったのは一度だけではないらしい。人間や他の4本足の動物が持つArc遺伝子は互いに密接に関連しているようだ。一方、ミバエと蠕虫のそれは別々に獲得されたようなのだ。
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稲依小石丸

2018年3月11日 (日)

「純金のウンコ」をする微生物の仕組みがついに解明! “バイオ錬金術”で海水も金になる!?

金の輝きは古今東西多くの人々の心を引きつけて止まないが、世の中には金を塊にして排出する微生物が存在するという。サイエンスメディア「Science Alert」が2月6日付で伝えている。
■金のウンコ!?
 金の塊を作り出すのはCupriavidus metalliduransという微生物だ。金は単体では無毒である一方、金イオンには強い毒性があり、無機金塩類は劇物に指定されている。だが、この微生物は有害な金の化合物の存在下でも生きられる稀有な微生物の一種であり、体内に取り込まれた金の化合物から小さな金塊を作り出し排出する機能を持っている。いわば金のウンコをする微生物なのだ。
 C.metalliduransが金のウンコをすることは2009年に発見されていたのだが、科学者たちを悩ませていたのはその仕組みであった。金のような重金属が含まれる土壌は毒性が非常に強いのだが、なぜこの微生物はそんな場所で生存できるのか? この疑問に答えたのはドイツのマルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルクの微生物学者たちであった。
■現代の錬金術
 重金属を含む土壌の中では、有害な金イオンや銅イオンなどが容易にC.metalliduranの細胞の中に入り込んでしまう。通常の微生物であればその毒性で死んでしまうのだが、C.metalliduranはそれを排出する仕組みを持っている。その一つは銅イオンを細胞外に排出するCupAである。だが、金が存在するとこのポンプの機能が阻害される。そこで使われるのがCopAという酵素である。
 CopAは細胞内にある銅や金の化合物を吸収されにくい形に変換する能力を持っている。CupAの働きも邪魔されず、細胞内の余分な銅が排出される。そして同時に、金は細胞の外で数ナノメートルの小さくて無害な塊となる。論文は今年1月2日付で学術誌「Metallomics」に掲載された。
0206gold-2.jpg 矢印が金塊。画像は「Science Alert」より引用
 この微生物を使えば、微量な金しか含まないような鉱石から金を精製することも可能になると考えられている。また、海水からも金の採取が可能になるかもしれない。とはいえ、現在はまだ夢物語に過ぎない。現代の錬金術が実現する日を楽しみにしたい。
リンク より引用




横田雅彦

2018年3月 5日 (月)

原始地球の温泉付近で生成された濃縮膜の結合体が生物細胞の原型か

最初の生命の誕生は、太古の地球の陸上にあった温泉であった可能性を示す仮説が掲げられています。
温泉周辺にたまった水が干上がると、水中に存在した様々な物質が濃縮されて膜を形成して岩石表面に付着して多層化し、複雑な分子(重合体)が形成されます。それが再び湿潤状態になると、重合体を含んだ小胞が作られます。さらに乾燥と湿潤を繰り返していくことで小胞の凝集体となり、やがては生物細胞の原型様のものがつくられるという説です。
実際にオーストラリアで、微生物が凝集して生成したと見られる化石が発見されています。
海底の熱水噴出孔も生命誕生の場として有力視されていますが、生命も単一起源ではなく、複数の場で出現した可能性も考えられます。
◇海ではなく陸かも 地球生命の起源に新説リンク
<日経サイエンス>より
////////↓↓転載開始↓↓////////
生命は海で誕生したというのが通説だが、近年、陸上の温泉で誕生したのではないかとする説が注目されている。
 従来説で有力視されているのは太古の地球に存在した深海底の熱水噴出孔の周辺域。熱水には鉄や硫黄などの鉱物が含まれ、メタンや硫化水素などのガスも噴き出している。これらが生命誕生に必要なエネルギーと栄養物を提供したと考えられている。
 ただ太古の地球の陸上には温泉や間欠泉が存在したと考えられ、その温泉水にも各種の鉱物が含まれガスが出ている。深海の熱水噴出孔周辺との大きな違いは、温泉周辺の水たまりが干上がったり湿ったりを繰り返すことだ。そこで米カリフォルニア大学サンタクルーズ校の研究グループなどは次のような生命誕生のシナリオを提唱している。
 温泉の水たまりが干上がると、水中を漂っていた様々な物質は濃縮され膜状になって岩にへばりつく。膜は多層になっていて、層の間には有機物が挟み込まれ、それらが自然に結合して重合体と呼ばれる複雑な分子が形成される。その場所に再び温泉水が供給されて水たまりが復活すると、多層膜ははがれて水中に浮遊し、その中には重合体を包み込んだ小胞のようなものができる。
 そして水たまりが再び干上がると、小胞同士が凝集、相互作用し、より複雑な重合体を含むより大きな小胞ができる。このようなサイクルが繰り返されることで、最終的に生物の細胞の原型のようなものができあがる。
 オーストラリアのニューサウスウェールズ大学の研究グループは、オーストラリア北西部のピルバラ地域にあるドレッサー累層という34億8000万年前の堆積岩を調査。当時、その場所が陸域の温泉地帯であり、その水たまりで微生物が集まってできたとみられる薄層の化石を発見した。
 生命が誕生したのは約40億年前とされるが、その頃もドレッサー累層にみられるような環境が陸域にあったのではないかと、ニューサウスウェールズ大学とカリフォルニア大学サンタクルーズ校の共同研究グループは考えている。研究グループは、深海底の熱水噴出域では陸上と違って常に水が大量に存在するため、有機物が濃縮して重合体を形成するようなプロセスは考えにくいと主張する。
 これに対し米航空宇宙局(NASA)の研究グループなどは、深海底の熱水噴出孔の岩石内に多数存在する微細な孔における物質の様々な化学反応によって、細胞の原型ができたと主張する。生命が誕生したのは陸なのか、それとも海なのか、論争は今後も続きそうだ。
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