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2013年1月 1日 (火)

行き詰まったら、事実に戻ってみたらどうでしょう?・・『メスの性機能発達』

それではサルのメスは、縄張り闘争のかわりにどんな役割を担っていたんだろうということになりなす。そこで、注目すべき現象事実としては、他の哺乳類は発情期というものが決まっており、その時期以外は発情しないという現象事実があります。

これは、過酷な外的闘争や縄張り闘争のなかで、メスもそれを担う哺乳類では、生殖負担の軽減の為に当然必要な戦略だったのではないかと思っています。

それに対してサルの場合は(人間も同じですが)年中発情します。また、他の哺乳対にくらべ性器がかなり発達しているという事実もあります。子孫のを残すためだけの性行為ならばこんな長期にわたって発情している必要はありません。

これらの現象事実と、近縁で共通点の多い人類の性をと重ね合わせながら(逆に人類の性や共認機能の原点がここにあるとも言えますが)、メスの役割は過酷な縄張り闘争をになうオスを癒すため、『性・・期待と応望を含めた広い概念』を提供することだったと考えています。

そしてそれは(女性の方は非常に具体的にわかるらしいですが)

>戦えないから、それ以外で果せる役割やオスからの期待=充足の可能性を探ってそこに収束した結果、性的役割を強化したのではないでしょうか。相手の充足が自分の充足でもあるからこそ、充足を求めてその方向へ向かっていったと思います。 (11718 )

という方向でメスにとっても必然性があったのであり、人間にたとえると、『生きるために自らを犠牲にして』というような状態ではなかったと考えています。そして、これらの仮説は自我私権のからむ観念論以外からは、大きく反証が出ていないので、現段階での事実として認めているところです。

余談ですが、最近の女性は上記の内容を直感的に理解し、女性のプラス部分(幸せ)だと考えている人が増えています。一昔前の、なんかおかしい男女同権論を主張していた世代には少なかったように思いますが。

本田真吾

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