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2013年5月19日 (日)

同類を殺す摂理などありはしない

>しかし「人を殺してはいけない」とは、人間が創り出した社会的強制である。では「なぜ人は人を殺すのであろうか?」自分はその答えが「生物の掟」であり、唯一の真実ではないかと考える。(26851 hiroさん)

特殊な淘汰適応した種でない限り、同類を捕食したり殺傷したりする生物はいない。哺乳類の性闘争=縄張り闘争も生物全体から見れば、特殊な淘汰様式である。それでも、同類を殺しているわけではない。縄張りから追い出すだけである。

>胎内保育と産後保護の哺乳類には、適者だけ生き残ることによって種としてより秀れた適応を実現してゆく淘汰適応の原理が働き難くなる。そこで、淘汰過程が成体後に引き延ばされ、成体の淘汰を激化する必要から、哺乳類は性闘争=縄張り闘争の本能を著しく強化していった。(実現論1_3_04)

弱者ゆえの特殊な淘汰様式ゆえに、その後大型化して適応した哺乳類には、例外なく集団本能が強化(再生)されている。群れをなして生活する馬のように、雄同士の縄張りを廻る闘争は封印されて行く。

これは、サルにおいても基本的に同じで、同類との闘争は集団の縄張りを守るためにあり、殺傷して数を減らす事にあるのではない。「弱肉強食」という見方そのものが、私権時代特有の「自分の利益のためには、弱いものを利用する」という考えの反映ではなかろうか。

>それが殺人・戦争等の人間特有の自虐行為(人間が人間を殺す事で数を調節する)であり、これを可能にする為に人間は知能を得たのである。これらの行為は他の生物には殆ど見られず、あったとしても種の危機を招く様なものではない。掟における人間の知能は、くだらない欲で人を殺せる自我を生み、医学等の技術進化に比例し、核・生物兵器による大量殺りくの危険も増す皮肉を生じさせている。(26851 hiroさん)

と言われるように、人類固有の、私権時代固有の問題である。しかし、知能が自我を生み出すわけではない。生命原理の反するような行為を正当化するためには、現実を捨象することが不可欠となる。これを可能たらしめているのが自我である。

>性的自我こそ、人類の全ての邪心の源である。現にこの狂った性的自我は、規範破りの私的な性関係を構築し、その私的関係を核にして(駆け落ち邪心集団→掠奪集団を形成し)、最終的には集団を破壊していったのである。(実現論2_1_02)

そして同じ私権時代にあっても、それが異常であるがゆえに、封印される方向に歴史は進んできたのではなかろうか。


石野潤

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コメント

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