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2013年5月 4日 (土)

意識生産においても男女の役割は明確

>しかし今の時代、外敵との戦いにおいて必ずしも体力的に勝っている方が勝利をおさめるわけではありません。…
 目の前にある外敵と闘うとき、重要なのは自分が男か女ではなく、どうすればベストを尽くして闘えるかであると思う。<

 これからは、体力や武力や資本力が制覇力ではなく、認識力、共認力で勝負が決する意識生産の時代になります。
 そこで、意識生産という生産、闘争様式においては、男女による能力差、適性がなくなり、同じような役割を担うことになるのでしょうか?

 答えは、ノーです。それは、学校という世界しか知らない、あるいはせいぜい勉強の競争しか知らない学生が勘違いし易いところですが、生産の本質は闘争です。そこでは、同類闘争に勝ち抜く闘争本能や闘争集団を率いる統率能力が勝敗を決します。
その点において男と女は、単に、体力的に身体構造が異なるだけではなく、脳回路構造(意識)も異なっています。サル以降の歴史を見ても、生殖を主たる役割とし、肉体的にも特化したメスは子育ての縄張り確保のためにオスに依存し、オスの性的期待に応え、闘争のサポートもする。オスは、メスの期待に応えて闘争を担って縄張りを確保し、メスを庇護するというスタイルは貫かれています。
 したがって、メスにとって、闘争や統率は、やや遠い、あるいは、オスを通した間接的なものです。実際、これまでの経験では、人の上にたって皆を率いてゆきたいと望む女性は(これほど男女同権が叫ばれているにも関わらず)ごく僅かしかいません。もちろん、男と一緒になって軍隊で戦いたいと言う女性がそうすることを否定はしませんが、ごく一部の女性の要求にばかり目を奪われて大多数の女性の望み(それは現実でもある)を捨象するのは、本末転倒であり、現実を無視した観念論(都合の悪い現実を捨象した欺瞞観念)だと言わざるを得ません。


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