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2013年6月21日 (金)

個間闘争(圧力)はすべての生物集団に備わった圧力ではないでしょうか

村田さんの言われる「個間闘争(個間圧力)を陸上進出後」とすると、どうもいろいろ説明つかない現象が多いように思います。
例えば、魚類のすみわけ(縄張り)をどう説明するのでしょうか。縄張り本能は個間圧力を生み出す原初の本能ではないでしょうか。

私は、縄張り本能は集団本能と共に単細胞生物から備わっている極めて根源的な本能であると思います。

縄張り本能は、精巣本能、性闘争本能につながり、性闘争本能では村田さんの展開される生殖のあり方が重要な鍵になるとは思います。が、縄張り本能は、もともとは個体間の距離を保つ(個体同士の反発の圧力を持つ)というところが原点にあると思います。バクテリアのコロニーを見ても分かります。それは、繁殖と集団防衛のためだと思います。

また、受精という局面を体内受精と体外受精にわけて、体外受精では特定のオス・メスの交尾がないので個間闘争(個間圧力)が働かない、とするのにも無理があります。魚類や両生類が見せるメスのオスを呼ぶダンスは、明らかに自然圧力でもなく種間圧力でもなく、集団内部に圧力場(活力場)を創出しています。また、メスの出すホルモンによっても場が活性化されています。さらに、オスは縄張り内に入ってきたオスを攻撃します…。

もちろん、個体間闘争を「特定のオス同士のメスと餌をめぐる性闘争」と捉えた場合は、村田さんの言われるように、陸上に上がってから、しかも哺乳類以降激化するというのはそのとおりだと思います。

ただ、個体間闘争(圧力)というのは、種(集団)が適応戦略上内部に作り出した圧力(活力)であり、種間圧力・自然圧力に抗するための適応可能性を高めるための戦略であるので、それは、あらゆる生物集団が備えている圧力構造だと思います。

吉国幹雄
 

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