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2015年4月 4日 (土)

安定を担う女脳、変異を担う男脳

> 男性ホルモンは左脳の発達を抑える影響があり、左脳というのは言葉や計算の能力を担当している。つまり、男の子の言葉が遅いという現象は、左脳の発達の遅れの現れということになります。
(中略)
男の子は左脳の発達が抑制されたおかげで、右脳を発達させるチャンスを獲得します。< 175347

> 女脳は左右の脳が連絡をよくとりあっている、バランスのとれた脳ともいえます。対して男脳は、脳梁が細いので脳のなかで能力に偏りが見られます。< 175353


性染色体とは別に、男性ホルモンによって男脳が形成されるのはなぜなのか、ずっと抱いていた疑問が解けました。

人間の脳回路は後天的に作られるため、性染色体=本能的な差異だけでは不十分です。そこで男児に対しては、脳が外的環境に触れる時期に左脳の発達を抑えて左脳と右脳の分離を図り、より外的環境に適応した変異体を作り出しているようです。

脳の構造においても、「安定を担う女、変異を担う男」という雄雌原理が徹底されているのですね。


そう考えると、自然外圧を遮断した都市と、家庭という過保護空間の2重のシェルターが、いかに真っ当な男脳の形成を邪魔しているかがわかります。

松尾茂実

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