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2015年7月24日 (金)

オキシトシンは警戒心を解く

「オキシトシン」とは、スキンシップをはじめ出産時や授乳時の母親の脳内に分泌される親和物質。
という一般的な理解でしたが、一般動物(ほ乳類?)にもその親和物質の脳内分泌が有ることを知りました。
その事例として老人ホームやオフィスでも「動物介在療法」として時折話題になる犬や猫です。(そう言えばという感覚。)
共認機能はないものの、共感できた時と似たような感覚になるのはこのためのようです。

以下参考引用です。
<共認動物のベース>
>同じ原モグラから出発して地上に繁殖の道を求めた肉食哺乳類や草食哺乳類は、進化するにつれて親和本能を強化し、その親和物質(オキシトシン)によって性闘争本能を抑止することで追従本能を解除し、(尋常な)集団動物と成っていったのであろう。
(実現論1_3_07)

<ネズミによる観察>リンク
(以下引用)
>オキシトシンの神経をドーパミンの流れている神経が取り囲んでいます。ここからドーパミンが放出されると、その刺激でオキシトシンが分泌されるのです。これまでオキシトシンは、出産や授乳のときに母親の体内で働くホルモンだと考えられてきました。しかし最近脳の中でも働く物質だとわかってきたのです。
脳の働きが異なる二種類(家族型と単独行動型)のネズミからオキシトシンの新たな作用が発見されました。
家族性ネズミの方が、単独行動型のネズミよりオキシトシンのレセプターの多いことが発見されたのです。
生まれたばかりの赤ちゃんを親と引き離した場合、この二種類のネズミの行動には歴然とした違いが現れます。オキシトシンレセプターの少ない単独行動型の母親は赤ちゃんに無関心です。赤ちゃんもあまり母親への執着は強くありません。
一方オキシトシンレセプターの多い家族性ネズミの方は母親は赤ちゃんが心配ですぐに駆けつけて保護します。赤ちゃんも懸命に乳首にしがみつきます。
動物には本来自分以外の生き物を恐れる原始的な本能があります。オキシトシンはこの不安をうち消して、親子の強い結びつきを生み出す役割をしていたのです。
哺乳類は進化するにつれ仲間同士で接触することが必要になってきました。オキシトシンは知らない相手を恐れるという動物本来の自己防衛本能を乗り越えるために働くようになってきたのだと考えられます。 <
(引用終わり)

<ペットによる幸福感>リンク
(以下引用)
>実は身近なところに「オキシトシン」分泌のヒントが隠されていました。人が動物の体をやさしくさすることで人間の体内で「オキシトシン」量が高くなるのです。また触られた動物達の体内でも「オキシトシン」量が高くなることが証明されています。「オキシトシン」は幸福感に影響を与え、心理的・精神的な感情を反映する可能性が期待されています。つまり人と動物が触れ合うことによって、ストレスを緩衝し孤独感を癒してくれるなどの相互作用が働き、多くの恩恵が得られるのです。<
(引用終わり)

ヨネ 

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