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2015年9月

2015年9月28日 (月)

自然免疫の働き②~それはミトコンドリアを中心に細胞ひとつひとつが強くなること

西原克成氏『からだと精神、五臓六腑とこころ』の つづきです。 リンク ------------------------------------------------------- 脳神経と筋肉は共役して同時に発生します。筋肉のない生物には神経はありません。神経なくして筋肉はない。筋肉なくして神経はありません。 脳には大脳辺縁系の内蔵脳(知覚と運動)と大脳皮質の体壁脳(知覚と運動)があり、それぞれ内蔵平滑筋肉と体壁横紋筋と共役し、外界と身体との窓口となっています。 従来の脳の研究は脳だけを切り離し研究したために殆ど成果が上がらずに無駄骨を折っていたのです。 内蔵のうごめきや体の中でも最も原初の単細胞動物の形を保っている白血球の動きの中に心が宿り、横紋筋肉の動きの中に計算や考え・精神・思考が生まれます。 心とは生きる意欲のことですから、生命欲で、ヒトでは仏教で言う五欲のことです。 これは財・名・色・食・睡で代表されます。生命欲ですから原生動物にもバクテリアや植物細胞にも心はありますが、体壁筋肉細胞や神経細胞・骨芽細胞等、高度に機能分化した細胞にはもはや心はありません。 もとより横紋筋のない単細胞動物や植物には心はあっても考え(思考)はありません。 細胞内生命のミトコンドリアは、太古の好気性菌(原核生物)が真核生物に寄生したものですから、生命欲すなわち心を持つと考えられます。 神経細胞内生命のミトコンドリアの生きる意欲に支えられて、エネルギー代謝と共役して脊椎動物の生命活力の全てがあり、その一部として進化も起こっていて、臓器の相関性の全ても究極ではミトコンドリアの働きによって支えられているのです。 人間の作り出す邦(国)や都市を考えてください。様々な機関があり、組織があり、上水道・下水道があり通信網があり、流通があり、商業、工業施設・学校があり、おびただしい人々が平然と生活しています。一人一人の人がそれぞれ独立して生活しながら邦全体の活動を支えているのです。 60兆個の多細胞から成る哺乳動物の細胞内に存在する3千粒のミトコンドリアの一つ一つがちょうど一人一人の働きをしてそれぞれの特殊細胞内で特徴的なサイトカインを分泌して全体を統御しているのです。 赤血球は哺乳動物のみが核とミトコンドリアを排除してもぬけの殻のゴーストとなっていますが、白血球がミトコンドリアを抱えて体中を巡り、赤血球の入り込めないリンパ液はもとより、リンパ系の脳骨髄液までも通って体中の通信網の如く、そのミトコンドリアが邦の連絡公務員の如く全身を統御しています。 このミトコンドリアは、16~18億年前に真核生物に寄生した細菌と同じ原核生物です。 従って、無害の腸内細菌が白血球に抱えられて体中の動脈血内を巡り、細菌を細胞内に播種(はしゅ)すると、様々な器官や組織に細胞内感染症を発症します。 これにより細胞内の酸素や栄養が変調し、細胞内呼吸の解糖とTCAサイクルが障害されたのが、いわゆる免疫病です。 「自己・非自己の免疫学」というのはダーウィンの進化論(ダーウィニズム=ダーウィン主義)と同様に大人の御伽噺(おとぎばなし)です。 自己免疫疾患などという自己矛盾した疾患は存在しません。もしこんなものが存在したら、脊椎動物5憶年の進化は存在することなく、この宗族は亡んでいます。 生き方の誤りで、哺乳動物の掟をヒト故に知らぬ間に侵して体中の細胞が黴菌(ばいきん)だらけになって、細胞内のミトコンドリアの働きが荒廃しているだけです。 この黴菌だらけになった細胞を元気な白血球が破壊しようとしているのです。 この黴菌を見逃して大騒ぎしているのが、御伽噺の世界の酔いしれている阿呆学者達です。 この哺乳動物の決まりを破るのが、口呼吸と体(皮膚)を冷やすこと、冷飲料の腸の過冷却、骨休め不足(重力作用)と太陽光線不足(うらなり)です。 このことに目覚めれば、豊かな日本で至福の生涯を終えることができます。それには、むさぼりの心を捨てて、「我唯知足(われただたるをしる)」の心得が必要です。 -------------------------------------------------------- 引用おわり

2015年9月25日 (金)

自然免疫の働き①~従来の抗原抗体反応に基づくワクチン作りでは、人間の免疫力を高めることはできない

免疫学の大家、西原克成氏は「従来の抗原抗体反応に基づくワクチン作りでは、人間の免疫力を高めることはできない。生命力はどんどん弱くなるばかりです。」と説いています。

免疫というと、生物学で習った白血球を中心とした抗原抗体反応のことだとイメージしますが、最近注目されているのは、個々の細胞に備わった「自然免疫」の働きだといいます。それはミトコンドリアを中心に細胞ひとつひとつが強くなることを意味するそうです。

『腸脳力』の著者である長沼敬憲氏も、西原氏から「生体防御(体を病気から守るしくみ)の中心もやはり腸にある」ことを学び、「感情の源が腸にある」などの示唆を得ているようです。
・免疫力をつけるには リンク
・『腸脳力』刊行記念~著者:長沼敬憲メッセージ リンク

そこで、腸脳力という視点の背後にあると思われる「西原氏の説」を紹介します。 日本伝統鍼灸学会雑誌 32巻2号(58号)2006.5.30(PDF)
『からだと精神、五臓六腑とこころ』 リンク
日本免疫病治療研究会会長 西原克成 より引用します。
--------------------------------------------------------
今日の生命科学には多くの重要な事項が欠落しています。

まず質量のない物質エネルギーが失念されています。生命とは何かの定義すらなされないまま漫然と研究が進められています。そして単細胞動物と多細胞動物の生命の仕組みが同じなのか違うのかすら考えようともしません。

分子生物学が開拓されてからすでに60年経過しましたが、哺乳動物の三つの謎の 進化の起こる原因子と免疫システムがどうなっているのか、骨髄造血がいかにして発生するのか を究明する手立ては見当すらついていないようです。

分子生物学の微小な生命の世界では、1万G(地球の引力が1G)でも10万Gでも生きていますが、哺乳動物は3Gで寿命が1/3に縮小し、7Gでは1時間から7時間の間に死んでしまいます。引力・重力作用は月による潮汐のごとく血液に作用して、循環が滞り、造血・循環系が破綻します。

分子生物学を開拓した物理学者のシュレーディンガーは、生命の本質は「遺伝現象である」として「生命とは何か」を著しましたが、「生命とは何か?」をきちんと定義することを怠ったために、後進が遺伝サイクルの最も短いバクテリオファージ(ウィルス)を使って還元主義手法により研究に猛進したのでした。

レイノルズ数が1以下の微小な世界では質量はあるにはあるが余りに小さいので水の粘度係数(ねばねば度)に負けて重力が作用しないのです。

生命の定義は「エネルギーの渦の回転と共に起こる固体のリモデリング(細胞物質の交代)で、これによりエイジング(老化)を克服するシステム」です。

地球上の生命体のエネルギーの渦は風車の如く太陽や地球のエネルギーの流水がなければ一瞬たりとも巡りません。

シュレーディンガーは波動力学の体系を樹立しましたが、完璧にエネルギーを失念して生命科学に形だけ物理的手法を導入したのでした。

地球上の生命にとって最も大切なのが太陽で、次いで地球の引力です。動物に必要なエネルギーの源の全ては炭酸ガスと水が太陽光の触媒作用によって同化されたものです。

多細胞の哺乳動物は五臓六腑と筋肉・骨・皮膚と神経系リンパ・血液循環系を60兆個の細胞で形作っていますが、1個体として統制されたシステムとして、まるで1粒の細胞でできた原生動物の如くに様々な運動を統一的に展開します。

この仕組みがどうなっているかが解らなければ、心や精神の本態を知ることなどできそうにありません。

60兆個の細胞が構成するおびただしい器官・組織・構造体や臓器は、血液・リンパ液・神経によって結ばれていると共に、これらの中を通る栄養と酸素・ミネラル等の質量のある物質によって結ばれており、さらに質量のない物質エネルギーと細胞小器官のミトコンドリアのエネルギー代謝とミトコンドリアの分泌するサイトカイン(注)の働きによって結ばれています。

経絡とは、一粒の受精卵が43回分裂して60兆個の生体が完成した時の、皮膚面と内蔵その他神経筋肉組織との繋がりを意味し、受精後の発生過程の器官の相関性を意味すると考えられます。

(注)サイトカイン (cytokine) とは、免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質で、特定の細胞に情報伝達をするものをいう。多くの種類があるが特に免疫、炎症に関係したものが多い。また細胞の増殖、分化、細胞死、あるいは創傷治癒などに関係するものがある。(Wikipediaより)

橋口健一
 

2015年9月22日 (火)

腸は生命の見張り番2~腸の出入り口のしくみが脳になった

以下、リンクからの引用です。

-- なるほど、外交ルートがないんですね(笑)。
藤田 ということは、腸は、脳というものができる前から独立して立派に働いているということです。現にヒドラの場合、体中に神経細胞がばらまかれて荒い網を作っているだけで、脳というコントロール・センターは存在しません。しかし、そういう状態でも腸は動いている。そしてより高等な動物へと進化してきても腸の独立性は変わりませんでした。人間は深い麻酔をかけられても、もちろん寝ている時も、そして脳死になって脳が働かなくなっても、腸の中に栄養が入ってきたら、それを消化する命令が腸の中で出されて、ちゃんと消化液が出る。あるいは危険なものが入ってきたら排出したり、中和したりする反応が起きるようになっているわけです。
-- 勝手に一人で働いているのですね。

藤田
腸の中には、脂肪やタンパク質といった特定のモノを検知するセンサー細胞が10種類以上も用意されていて、いろいろな刺激に対応できるようになっています。例えば、酸を感じとる非常に重要な細胞があります。胃酸が腸にそのまま入ってきたら腸に穴が開いてしまうでしょう? だから酸が入ってきたら、センサー細胞がそれを素早く検知して、アルカリ性の腸液をたくさん出るようなホルモンを出す。更に膵臓にも働きかけて、アルカリ性の液体を出させて中和する。そういう反応が、常に起きてくれるからこそ、胃酸が腸を破るということがないんです。またコレラ菌やO157のような細菌の毒素に反応するEC細胞と呼ばれる細胞があって、こうした毒物を検知するとセロトニンというホルモンを出します。これによって、周りの細胞から大量の水分を放出させて、毒素を体外に排出しようと働きかける。つまり「下痢」ですね。同じようなことが、ジュースなど糖分の高い液体が腸に流れ込んで起きることもあります。浸透圧の高いこうした物質が入ってくると、柔らかい腸の水分が、漬け物みたいに抜かれてしまう危険があるでしょう? だから水分を抜かれてしまう前に、糖分を流し出してしまおうと大量に水分を放出して体外に排出するのです。
-- そうすることで、体中に菌や毒が回るのを防いでいるわけですね。

藤田 そうです。ですが、このセンサー細胞が感じ取る毒素というのは限られていて、腸結核を起こす結核菌、あるいは、その分泌物などは感じない。感じ取れる相手がきたら、ちゃんと働くけれども、感じない相手だったら、いくら危険なものであっても応用問題は解けないんです(笑)。
脳の始まりは、食いしん坊。半独立国家の胃と大腸
-- お話を伺っていると、人間の体というものが、腸の意志のままに発達してきたかのようにも思えてきました。人間の元となっているのが「腸」という説も聞いたことがあります。栄養を導入する部分が口になり、モノをより多く捕るために手足が発達して、更に効率良く栄養物を摂るために脳が出来たと…。

藤田 そうですね。ヒドラには脳がないと言いましたが、それでも少し進化した高級なヒドラでは、口兼肛門の周りに神経細胞が集まって、まるで輪のように見える。その神経細胞の輪が更に太く厚くなり、積み重なるように発達していった結果、高等動物の「脳」になっていったんです。だから、脳なんて威張っているけれども、初めは食いしん坊のヒドラが、少しでもコントロールされた餌の取り方をしようと考えた結果、神経細胞が口のまわりに寄り集まって、それが積み重なりダルマ状になって、脳という固まりになったもの。元もとは腸の出入り口の仕組みだったというわけです。我々人間は、餌取りの余力を使って、計算をしたり、物を読んだりしているわけです。ところで、ここで言う「腸」というのは全て「小腸」の事と言いましたが、人間にはこの小腸の上下に、胃と大腸があります。この2つは、動物が進化する中でできたもの。その動きを脳でコントロールする必要があったためでしょうが、脳と神経でつながっています。だから、半独立国家なんです(笑)。

かなめんた 
 

2015年9月19日 (土)

腸は生命の見張り番1~脳とは独立して存在する腸

植物と動物の違いは腸があるかないかというくらいに、動物そのものを表すのが腸のようです。 以下はリンクより引用です。 -- まずは、生命の維持に重要な役割を果たしているという腸の仕組みについて伺えますか。 藤田 植物と動物の違いというのは、腸があるかないかの違いと言っても過言ではないくらい「腸」は、動物が動物である証とも言える存在です。ここで大切なのは小腸。胃や大腸などは、人間の進化の過程でできたもので、それは追ってお話します。動物はモノを食べ、そこから栄養を取り、エネルギーを作って生きていますが、その栄養は腸、つまり小腸から吸収しているんです。根っこから栄養をとる植物とは基本的に違います。腸の仕組みを簡単に説明しましょう。一番単純な、多細胞動物の一つにヒドラという動物がいます。主要な器官は、腸と口と触角だけ。体の中にはソーセージのような腸があって、体中が腸でできているかのような生物です。この「腸」に食べ物を送り込むための入り口として「口」があって、その口が排泄物を出す肛門の役割も果たしています。それから食べ物を探して捕るために、ひげのような長い触角を持っています。この腸には、どんなものが入ってきたかを検知する「センサー細胞」があります。この細胞が腸の内容物を化学的に認識して反応を起こします。細胞の中に蓄えてある信号物質(ホルモン)を放出して、「こんなものが腸の中にあるよ」と近くの細胞や神経に伝達するんです。その神経細胞は、さらに別の細胞に信号を送る。こうして腸の中のモノに応じて、それを分解し吸収する反応が起きる。この基本的な腸の構造と働きは、ヒドラから人間に至る進化の過程でほとんど変わりません。   -- 人間の腸もヒドラの腸も仕組みは変わらないということですか?   藤田 この腸と触角の仕組みは、丸ごと私達の体の中にあります。腸はそのまま腸となり、ヒドラの触角のセンサー細胞は、人間の舌に生き残っています。味を感じ分ける味蕾と呼ばれる部分です。人間の小腸では、センサー細胞と網の目状の神経細胞との2つだけで、その機構の全てを司っています。つまり小腸は脳の指令を全く受けずに全ての処理を行うことができるんです。 -- 脳からの助けは借りないということですか?   藤田 そうです。腸には脳からの神経細胞がほとんどつながっていないので、脳の支配下になく、腸の細胞は、外の世界とは関係なく生きているということです。一方、舌の細胞は、神経の長い突起によって脳につながっているため、舌の上で感じたことは脳にも「酸っぱい」「苦い」と分かってしまう。腸の中でも、センサー細胞の感じ方は全く同じなのですが、この細胞は脳とつながっていないから脳が知らないだけです。つまり腸は「独立国」なんです。脳が「報告したまえ」と言っても、腸は「いや、うちは独立していますから、いちいちご報告しません。だいたい報告するルートもありませんから」と言っているようなものなのです。

かなめんた 

2015年9月16日 (水)

腸が長い日本人の可能性2

先の投稿のつづきです。 腸は、体に必要な物は取り入れ、逆に有害な物は排泄するという善悪の判断をする脳のような働きをする驚くべき能力を備えている。 腸は、神経の束が縦横無尽に張り巡らされていて腸を単独で切り取っても「蠕動運動」で食べ物を運ぶ。腸は脳から独立して働いている。 サイト:腸の不思議な話リンク より以下転載。 ■腸にも感情があり、喜怒哀楽がある 西野流呼吸法で有名な西野皓三師によれば「気」を出すには腸管が大切だと言います。決断したり決心する時「腹で決める」とか「断腸の思いで」と表現しますがこれは皆「腹=腸」に関係しています。このように、腸は単に消化、吸収・排泄の働きをするだけではなく、★人間の脳で複雑に考える以前の「生きるための情動」を産む【発信源】でもあります。 腸の起こる「情動」とは、言いかえれば「根源的感情」とも言えます。生命あるものは全てこの生きるため【本能的情動】が備わっています。 どんな生物でもその最大のテーマは「如何に生き延びるか」です。 環境に適応し危険を避けて、自分の命を少しでも生き延ばそうと努めるのは、原生動物であるアメーバであれ、高等動物の人間であれ同様です。 我々現代人も、自らの命を守るため、快・不快の原生感覚、喜怒哀楽の「情動」を大事に活用して、与えられた環境のなかで最善を尽くして行動すべきではないでしょうか。今、多くの人は腸が病んでいると言われています。食べ物から来る腸内環境汚染は単に人の病気の原因を作るだけではなく、「活き活きとした人生」がおくれない、精神的問題まで引き起こしています。 ■腸の「超能力」=不思議な働き= 腸の中に食物が次ぎから次ぎへと運ばれてきますが、腸はその栄養成分や化学成分をいち早く分析し、膵臓、肝臓、胆嚢に命令して、適切な反応を引き起こさせます。例えば、タンパク質や脂肪が入ってくれば、膵臓に命令してそれを分解してくれる酵素を腸に分泌させます。また、胆嚢に指示して胆汁を腸に流し込みます。食物と一緒に有害物質が侵入すれば、腸はこれを察知して、腸より大量の液体を分泌し、下痢を起こさせて【毒物を体外へ排泄】してくれます。 【下痢】は生体の防御反応として極めて重要な働きなのです。もしこの働きが無ければ、私たち人間はたちまちに死んでしまうでしょう。 ★この様に腸は体に必要な物は取り入れ、逆に有害な物は排泄するという善悪の判断をする脳のような働きをする驚くべき「超能力」を備えているのです。 腸の超能力はこれだけではありません。腸は「蠕動運動」といって、ミミズがはうような動きをして、食物を運びます。 この運動は極めて巧妙に出来ていて、食物の塊が腸の内壁を刺激すると、必ず口に近い方から収縮が始まり、肛門の方へとゆるんで、食物を肛門へと運び、決して逆流しない仕組みに作られています。これは「腸管の法則」と呼ばれています。 この法則は生きた人間の腸の中だけではなく、★腸の一部を【切り取って】、その中に梅干の種のような物を入れても、必ずその物は肛門の方へと運ばれます。この現象から腸の壁には圧力や刺激を【感知するセンサー】があり、その指令を腸に内蔵された腸内神経がコンピュ―タ―のような回路によって、興奮を筋肉に伝えて運動を起こさせていると考えられています。 腸壁を薄くはがして見ると、神経の束が縦横無尽に張り巡らされていて ★「腸は神経の網タイツをはいている」と言われる所以です。

たっぴ

2015年9月13日 (日)

脳と同じくらい重要な腸

>多細胞生物の全ては、腸から進化しています。
>現在、我々の身体の中で機能している心臓も脳も、元は全て腸から進化した器官なのです。252610

進化の過程を大まかに言えば、初期海綿動物などはほぼ腸そのものであり、種間闘争≒外圧の高まりに応じてより外圧を対象化する必要性が高まり、神経が形成され徐々に統合されていきます。最終的な可能性収束先は脳であり、一般的には脳が身体機能を司っていると解釈されます。
しかし、これは一面的な事実ではありますが、外圧適応態が塗り重ね構造態であり、全ての細胞は現在形においても作動していると考えれば、当然腸に関わらず、塗り重ねられてきた存在は現在も当時の機能を有していると見たほうが辻褄が合います。
また、細菌と共存しているという観点からも、体内の機能それ自身も進化を重ねるにつれて役割に特化し、ある意味共同体的に普段は自主管理を行っていると考えられます。
だとすれば、脳という機能が万能であるという見方よりも、それぞれの機能が役割分担し、最終的な統合は脳がしている(ように見える)が、指令関係などはジャンルによってわかれているとも考えられます。
例えば、最近言われている学説に、神経性の下痢など脳発で起こるとされていたものが、実は腸から指令が出ているのではないかというものがあります。
また、空腹などの欠乏も、情報過多の現代では外識機能が感知して観念的に沸いてくるケースも多いですが、ふと気付くと腹が減っていたという経験もあります。これは腸から何がしかの欠乏の信号が出され、脳が感知したということです。

現代医学では脳の研究が絶対的な地位を占めており、未だ未解明部分も多いですが、生物史を遡って考えた場合、進化の源泉である腸の機能及び「食べる」という行為そのものの研究も同じくらい重要なのではないかと思います。

2015年9月10日 (木)

【男女オススメ】オンナヂカラ=骨盤力

下の2つのブログを読んで、
男性と女性の骨盤のつくりは全く違っていて、
それが日常の役割にも影響しているのだな~と思いました。

★女性がタフなのは...★
リンク
奥谷まゆみさん著の「おんなみち」
ここで述べられている女性の特性、女の魅力=オンナジカラって
>子宮や骨盤の働きそのもの。
赤ちゃんの成長と共に、ぐんぐん広がる子宮みたいにタフで柔軟、
抜群の包容力、広さ、大きさ、やわらかさを持っている。
そして生理や出産みたいにダイナミックな変化と
順応性・適応力ももち備えている。
つらいことも、むかついたことも、
開いた骨盤と一緒にリセットできちゃう。

→確かにその通りですよね~♪
女性は本当にタフです。男の人の方が繊細なのかな~
と思いました。

★オンナヂカラ=骨盤力★
リンク

オンナは骨盤が開くと幸福感が
味わえるように出来ている。
またまた、奥谷まゆみさん著の「おんなみち」より☆↓

>骨盤の開閉が女性の原点だけど、
「開閉」というより生理・出産で骨盤を開くように、
どっちかというと「開」の働きが女性の原点だと言える。
開いた骨盤の感受性や働きは「受け容れること」
赤ちゃんを受け容れることができるのも、開くことのできる骨盤であり、
ただ開きっぱなしじゃなくて、しっかり支えられる力がある骨盤。
それが弾力のある元気な骨盤ってこと。

→周りの人、男の人に対して充足を与えるように
女性はどんな状況でも受け入れられるようになっているんですね。

マリー 

2015年9月 7日 (月)

人間の血液と植物の血液

BlueBloomBlog
リンク
より抜粋して転載します。

■植物の葉緑素と人間の赤い血の深い関係、共通点

■葉緑素は植物の免疫機能

■葉緑素は人体に対しても免疫作用

■化学構造と進化論から解説

----------------------------------------------------------------

千利休以来の四百年以上の伝統を背負っている茶道の家元 千玄室は「私の血は緑の血である」と本に書いていたが、今回は「緑の血」について語りたいと思う。

「緑の血」とは植物の葉緑素である。
この葉緑素と人間の「赤い血」とは、人類誕生以来の深い関係があるのだよ。

葉緑素とは何か?というと、植物の緑色の色素であり、おもに光合成を行う物質であるが、それだけに止まらず、葉緑素は「植物の血液」と言われ、植物の細胞修復などの「免疫機能」を担っているのである。

ところが、この葉緑素は、驚くべきことに「人体」に対しても植物と同じく「細胞の修復」「造血作用」「解毒作用」などの作用を発揮するのである。

さて、なぜ植物の葉緑素が、ほ乳類の人間の免疫機能を強化するか?

その理由を考える上で、葉緑素と赤血球の構造式を比較して欲しい。

①クロロフィル(葉緑素)
リンク

②ヘモグロビン(赤血球)
リンク

植物の葉緑素とヘモグロビンは、非常に良く似た構造をしているのが判ると思う。

葉緑素は四つのピロール核のまん中にマグネシウムの一分子を持つ化学構造式です。それに対して血色素は四つのピロール核の中心に鉄が一分子入っています。

葉緑素とヘモグロビンの違いは、中心の元素がMg(マグネシウム)か、Fe(鉄)かだけの違いなのです。

その結果、「葉緑素が人間の血液と同じ働きをする」という仮説が生まれた。

「構造式が似ているので、野菜などの食べ物として摂取した葉緑体は、体内に入って何らかの構造変化(MgがFeと入れ替わり)をして赤血球になる。」

つまり、「構造式が極似する故に、葉緑素は赤血球とおなじ働きをするか?赤血球の原料になる可能性が強い。」のである。

葉緑素が赤血球とおなじ働きをするゆえに、葉緑素を体内に摂取することによって、赤血球の増加を促し、血中の酸素が豊富な為に浄血を行うことになり、血によって作られる肝臓等の内臓が丈夫になり、肝臓の免疫力が最高になる。

肝臓が丈夫になれば、生体の総合的な免疫力を高めることになる。

この話は突飛なようであるが進化論から考えれば当たり前の話だと思われる。

なぜなら、もともと単細胞でも植物でも動物でも、進化発展の過程の中で生命を維持する呼吸酵素は全く一緒なのである。

要するに、藻のような生命体が陸上に上がって生きてゆくにはエサを捕獲しなければならない。故に、動き回る必要があったので葉緑素のマグネシウムの部分を鉄に変化させることによって、身体の隅々にまで酸素を供給を可能にして地上での活動を可能にしたのである。

ちなみに蛸や貝類の血が青いのは、鉄ではなく銅とか亜鉛を使っているからである。

環境によって、緑の血や赤い血や青い血に変化したのであって、元々葉緑素も赤血球も同じ「ルーツ」なのである。

以上のように、緑黄色野菜を食べることは、ビタミンやミネラルだけではなく、細胞レベルの変化という面で大変重要な事なのである。

なぜなら、私達の細胞は血で出来ているからである。
そしてその赤い血は、葉緑素を材料にして造られるのである。

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(転載おわり)

原発事故、原発、核兵器、核実験等は、あらゆる生物の血液を放射化したと想うが、40億年の進化を転覆させるような技術の取りやめは人類にしかできないのだから、最大課題の一つと言える。自然を軽視した結果であろうから、本来の自然科学を取り返す戦いでもある。

2015年9月 4日 (金)

内部被爆:バイスタンダー効果の影響は?

人体への放射線の影響(内部被爆)を調べていて「バイスタンダー効果」というものがあるのを知りました。CNIC( リンク )のレポート「連載・低線量放射線の影響をめぐって(その1)」リンク より、概要を引用します。

~以下引用~
米国コロンビア大学のHei,T.K.らのグループは顕微鏡で位置合わせをしたうえで、ねらいを定めた細胞に望みの数のアルファ粒子を当てることができるマイクロビーム装置を使って、ハムスター卵巣細胞CHO-K1の中にヒト1番染色体を入れた細胞核にアルファ粒子を照射した。1個当たっただけで20%の細胞は死に、生き残った細胞にも変異が起こることを初めて証明した(Proceeding National Academy of Science,USA,94,3765-3770,1996)。
 同グループは同じように細胞質にもアルファ粒子を照射し、細胞が変異することを明らかにした(Proceeding National Academy of Science,USA,96,4959-4964,1999)。細胞質に放射線が当たって死ぬ細胞は少ないので放射線の影響は変異として残り、細胞核に当たるよりもっと危険であるとも言える。
 これまでは細胞の中に標的を想定して、ここに放射線という「弾丸」が命中することで細胞が死にいたるという考え方がされてきた。しかし、この「標的理論」はくつがえされ、照射された細胞の近くにある照射されていない細胞にも被曝の情報が伝わることが明らかになったのだ。これらの現象は「バイスタンダー(Bystander)効果」と総称されるようになった。どのようにしてこんな現象が起こるのかというメカニズムや、なにを媒体としているのかはまだ解明されていない。
~引用以上~

わずかな放射線であっても、生体反応によって予想外に影響が拡大されている、ということです。低線量放射線は「ただちに健康に影響はない」とされていますが、内部被爆の場合、このような生体反応が不随意に起こるのであれば安心できません。

【参考】
・低線量/低線量率放射線に対する成体応答(PDFの論文)リンク
・「もらい泣きする細胞の話;放射線誘発バイスタンダー効果」リンク

この「バイスタンダー効果」については、キーワード検索すると上記以外に色々と出てきます。

多田奨

2015年9月 1日 (火)

若い男性やはり「草食」化 16~19歳、セックス無関心倍増(厚労省調査)

●若い男性やはり「草食」化 16~19歳、セックス無関心倍増(厚労省調査)リンク

セックスに無関心だったり、嫌悪感を持ったりしている16~19歳の男性の割合が2年前から倍増し、3分の1を占めるようになったとの調査結果を、厚生労働省研究班が12日公表した。

分担研究者の北村邦夫・日本家族計画協会クリニック所長は「若い男性の草食化を裏付けた」としている。

セックスレスの夫婦も増え、40%を超えた。

男女の生活と意識を調べる目的で2010年9月に調査。全国の16~49歳の男女2693人が対象で、1540人(57.2%)から面談で回答を得た。男性が671人、女性が869人。

16~19歳の男性でセックスに「関心がない」「嫌悪している」との回答は合計で35.1%。08年の前回調査は17.5%でほぼ倍増した。20~24歳でも11.8%から21.5%へと増加した。女性も各年齢層で上昇した。

結婚している人のうち、過去1カ月性交渉がなかったとの回答は男女合わせて40.8%。04年の調査では31.9%、前回は36.5%で増加が続いている。

セックスに積極的になれない理由は「出産後何となく」「面倒くさい」「仕事で疲れている」などが多かった。〔共同〕

R
 

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