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2015年9月13日 (日)

脳と同じくらい重要な腸

>多細胞生物の全ては、腸から進化しています。
>現在、我々の身体の中で機能している心臓も脳も、元は全て腸から進化した器官なのです。252610

進化の過程を大まかに言えば、初期海綿動物などはほぼ腸そのものであり、種間闘争≒外圧の高まりに応じてより外圧を対象化する必要性が高まり、神経が形成され徐々に統合されていきます。最終的な可能性収束先は脳であり、一般的には脳が身体機能を司っていると解釈されます。
しかし、これは一面的な事実ではありますが、外圧適応態が塗り重ね構造態であり、全ての細胞は現在形においても作動していると考えれば、当然腸に関わらず、塗り重ねられてきた存在は現在も当時の機能を有していると見たほうが辻褄が合います。
また、細菌と共存しているという観点からも、体内の機能それ自身も進化を重ねるにつれて役割に特化し、ある意味共同体的に普段は自主管理を行っていると考えられます。
だとすれば、脳という機能が万能であるという見方よりも、それぞれの機能が役割分担し、最終的な統合は脳がしている(ように見える)が、指令関係などはジャンルによってわかれているとも考えられます。
例えば、最近言われている学説に、神経性の下痢など脳発で起こるとされていたものが、実は腸から指令が出ているのではないかというものがあります。
また、空腹などの欠乏も、情報過多の現代では外識機能が感知して観念的に沸いてくるケースも多いですが、ふと気付くと腹が減っていたという経験もあります。これは腸から何がしかの欠乏の信号が出され、脳が感知したということです。

現代医学では脳の研究が絶対的な地位を占めており、未だ未解明部分も多いですが、生物史を遡って考えた場合、進化の源泉である腸の機能及び「食べる」という行為そのものの研究も同じくらい重要なのではないかと思います。

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