« 2015年11月 | トップページ | 2016年1月 »

2015年12月

2015年12月30日 (水)

微小管が電磁波をキャッチするアンテナとなり、細胞分裂に影響している

中心体が外圧情報をキャッチし分裂・増殖をコントロールするメカニズムが少しずつ明らかになってきました。以下、東北大の研究の引用です。

リンク

ヒトの身体を構成する細胞の表面というと、ツルンとしたイメージを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。なんとなくツルンとした細胞がいくつも連なっているようなイメージである。しかしそれは誤ったイメージで、細胞の多くは、一次繊毛という数μmの小さな突起構造を細胞表面に持つ。一次繊毛は、動物細胞の細胞内小器官の1つである「中心体」に由来する「基底小体」という基礎の上に伸長した、同じく細胞内に存在する細胞骨格の1種「微小管」を主成分とする「軸糸」があり、それを「繊毛膜」が取り囲んだ構造を持つ非運動性の突起構造だ。

その機能は長らく不明だったが、近年になって、一次繊毛の膜表面には細胞外からの機械的・化学的シグナルを受容し応答するための受容体やイオンチャネルが高密度に局在していることが明らかになってきた。つまり一次繊毛は、細胞が外部環境を感知するためのアンテナとして細胞の恒常性維持、増殖・分化の調節など、細胞機能の発現に重要な役割を担っていたのである。

以上引用

ここでは一次繊毛における「軸糸」を単なる構造体と捉えていますが、主成分たる「微小管」は中空の管で、弱導電性であり、電磁波を受信するアンテナそのものです。微小管を構成するチューブリンの螺旋構造が、ヘリカル構造と呼ばれる波長の数十分の一の長さで受信できる小型アンテナと同じ仕組みであり、携帯電話などのマイクロ波を受信可能にしています。

また、「軸糸」をレールとして、キネシンやダイニンといったモータータンパクが化学的シグナルを運搬し、中心体由来の「基底小体」に情報を伝達するように、電磁波情報も基底小体に集約していると思われます。

つまり、アンテナとしての一次繊毛の情報を元に細胞分裂・増殖をコントロールする機能が中心体であり、環境ホルモンはもちろん人工電磁波が誤情報となり細胞分裂異常など生体への影響をおよぼすことになるのです。

辻一洋

2015年12月27日 (日)

細胞核を持つ真核生物よりも、巨大ウイルスの方が先に誕生か?

これまでの生物や生命の概念が21世紀になり、大きく変化しています。

もやは「ウィルス」も「極めて複雑な粒子」という定義ではなく、最小の微生物として捉えられ始めています。それは、ウイルスに別のウイルスが感染する現象の発見から導き出されました。生命の最小単位が、これまでの常識を遥かに超えて、更なるミクロ世界に突入しています。

元素と宇宙の間に、本当は生命の境目なんて無いのかもしれませんね。

ナショナルジオグラフィックリンク
-----------------------------------------
巨大なウイルスに別のウイルスが感染する現象が見つかった。ウイルスはこれまで遺伝情報の集合体とされてきたが、別のウイルスの感染対象となるウイルスは、生物と呼べるのではないか。この発見でウイルスの定義をめぐる論争が再燃している。

2008年8月上旬、ママウイルスという新種の巨大ウイルスが報告された。このウイルスはパリの水冷却塔で採取されたアメーバの中から初めて検出されたという。電子顕微鏡検査の結果、発見されたママウイルスには、より小さなウイルスが感染していることが分かった。この研究を率いる、フランスのマルセイユにある地中海大学の微生物学者ディディエ・ラウール氏によると、「小さなウイルスの感染によってママウイルスの成長には異常が生じ、自己複製能力も損なわれる」という。

この小さなウイルスにはかつての人工衛星の名をとって「スプートニク」という呼び名が付けられたが、バクテリアに寄生するウイルス「バクテリオファージ」に似ていることから、「ビロファージ」という新たな区分に分類することも提言された。マルセイユにある地中海微生物協会の会長ジャン・ミシェル・クラブリー氏は、この発表の解説で、スプートニクに感染されるママウイルスに「生物と呼べる機能があることは明らかだ」と述べている。

そもそもウイルスとは、キャプシドというタンパク質の入れ物に入った遺伝物質の集合のことを指す。ウイルスは生物の細胞に感染して増殖する。感染先となった細胞はウイルスをタンパク質と取り違え、そのウイルスの遺伝情報を複製してしまう。その結果、細胞は破裂し、複製された多数のウイルスが生物内に拡散することになる。

ウイルスは従来の定義では非生物に分類されていた。自分自身は細胞を持たず、増殖するには動物、植物、バクテリアなどの細胞を乗っ取る必要があるためだ。 ウエブスター大辞典では、ウイルスは「最小の微生物または極めて複雑な微粒子」と定義されている。

クラブリー氏とラウール氏は2003年に、ミミウイルスという最初に発見された巨大ウイルスを発表している。ミミウイルスは当初、その大きさからバクテリアと考えられていた。ラウール氏はその後、細胞を基準とした生物の定義を見直し、ウイルスを「キャプシドで包まれた生物」と位置付けるべきではないかという意見を「Nature Microbiology」誌に発表した。

またクラブリー氏も同様に、ウイルスの定義を「細胞に侵入する一時的な細胞の形態で、通常の生物に近い存在」とする新しい解釈を主張している。「ウイルス学者はこれまでウイルスを“粒子”という観点でとらえすぎていた。そうではなく、例えば植物の細胞の一生において胞子や種のような役割を担う、中間的な存在ととらえるべきではないか」というのが同氏の主張だ。

クラブリー氏らの研究では、細胞核を持つ生命体である真核生物よりも、巨大ウイルスの方が先に誕生していた可能性も示唆されている。同氏によると、「こうした巨大ウイルスが細胞核の元になったのではないかという議論も実際、数多くなされている」という。新たに報告されたママウイルスは、ビロファージ「スプートニク」に自己複製機能を乗っ取られ、悪用されていると考えられる。ウイルスの宿主という観点からみれば、ママウイルスのような巨大ウイルスは生物に等しい存在といえるので、従来の分類を見直す動きが高まっているのだ。

しかしラウール氏は、「こうした考えが世界的な承認を得るのは難しいかもしれない。あまりにも基礎的な定義の変更には、反対意見が付き物だからだ」とも話している。

笠原光

2015年12月24日 (木)

ソマチッドは生命か否か? 生命現象とは磁化された水が生み出す「命の場」であり、本当の電源は体の外にある。

血液中で動くの極微小体(ソマチッド)は、果たして生命なのでしょうか?
実際、顕微鏡映像をみると、くっついたり離れたりして意思を持って動いているように見えます。しかし、非常に小さく有機化合物でもないらしい。

以下の記事は、このソマチッドの動きについて、有機体と無機化合物からなる生命の本質から解き明かしています。

バウの道中記【ソマチッド概論】
リンク
より引用

・・・・・前略
ソマチッドとは、この「燐酸塩鉱物」に他ならなく、基本的には極めて原始的な無機生命体であって、無水状態では鉱物として存在するばかりか、水に触れるとたちまち「含水燐酸塩鉱物錯体」へと変貌し、燐酸基に由来する様々な作用を呈示します。

特にそれが生物の体内、つまり“命の場”に存在する場合は、最も基本的な生命代謝機能に係る作用を発揮し、それ自体が「命の場」からエネルギーや情報を受け取る「電磁場レセプター」となるばかりか、血中の金属イオン同定や、貴重な血中燐酸基供与体として、あるいは電子の授受体として種々の働きを行います。

我々生物の体(有機体)を支えているものは、無機元素や無機化合物に象徴される無機基盤であり、生物種が下等になればなる程、それだけ無機に対する依存度が増加します。

高等動物よりも下等動物が、そして動物よりも植物の方がその依存度が高くなる事は言うまでもありません。通常「燐酸塩鉱物」は火山や温泉で育成されており、特に海底火山の噴出孔や温泉内部に大量に発生するものです。

・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・・・

外から覗けば、一見動き回る微生物の様に見えるソマチッドですが、その推進駆動力の源は各種の生体酵素やコロイド分子と一緒であり、燐酸基が誇る旺盛な電磁気力であって、疎水性(反撥力)に基づくものです。

無論、彼等が自己の意思で動いている訳では無く、彼等の司令塔(心)である外磁場がその運動を統括し、目的の行動を起させています。

電荷(分子磁場)を備えたソマチッド分子は、例え無機骨格であっても、それ自体は他の有機分子と一緒であり、最も原始的で基礎的な生体分子の一つと言えます。

・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実際には、燐酸基は水のオキソニウム基と反応し、オルト燐酸(H3PO4)の形態を呈しています。今、水分子クラスターが鉄イオンを抱いた六員環鉄が存在すると仮定すると、オキソニウム基はせっせと燐酸基を六員環鉄の中に運び入れて、あっと言う間にFe系の「燐酸塩錯体」を造り出してしまいます。

それが水の本能と言うよりも、水は常に外磁場である天体磁場に磁化されており、生命創造の為の必需品を組み立て様としているに過ぎません。
生命を創造した実際の作業者は誰だと言えば、それは天の組み立て情報を受け取り、手足となって動く水であり、水こそ生命の本源的な物質と言えます。

地上の生物とは「水の化身」であり、特に血液の様な「生体水」は“命の場”に磁化された特殊な水であって、目に見えない命を反映する「命の象徴」とも呼べるものです。

肉体磁場(命)と血液の係りは、地球磁場圏と海洋の係りと一緒であり、海が空の色を忠実に反映する様に、水は磁場の正確な情報レセプターだと言っても過言ではありません。

●ソマチッドの性質と働き
「無機生命体」と呼べるソマチッド(含水燐酸塩鉱物錯体)は、原始地球に有機物が誕生する以前の遥か太古の昔から存在するものであり、有機物に取っては原始海洋にもともと存在した環境因子の一つだと言えます。

と言うより、有機物に取っては事実上、取り分け貴重な燐酸源であり、その重要性を現代風に表現すれば、自動車のボデイ(有機物)と車輪(燐酸基)の関係であって、その物質に燐酸基(車輪)が付いていなければ、それを自由に操作して運搬する事が出来ないからです。

ソマチッドの運動能力は、それは決して自律運動とは呼べないものの、燐酸基が持つ能力に他なりません。
また燐酸基は運動能力だけでは無く、互いに結合する能力を備えており、エステル結合によって固く結び付く性質を備えています。

・・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・・

ソマチッドが血球と切っても切れない深い因縁を持ち、また血中酵素群や抗体タンパク群あるいは無機イオン類とも強い係りを持っている事は想像に難しくないと思われます。

それは燐酸基の塊であり、燐酸基を組織に供給する役割の物体ですから、一番頻繁に大量消費されている箇所に自ずと集中的に集められます。

赤血球という無核の母細胞は、ホルスタインと一緒であり、常に妊娠していて子供を生み出している生殖細胞であり、細胞生産工場と呼べる存在です。

もちろん、赤血球は細胞分裂で増殖している訳では無く、生物の様にチビ細胞を次々と産み落としているのです。その様子は一見、母細胞の一端が切れた様に見えるかも知れませんが、それが、細胞が子細胞を出産する一般的な姿だと言えます。

出産期を迎えた赤血球は血管のどこの場所でも出産すると言う訳では無く、主に腸腔内壁や脾臓などあらかじめ定められた箇所で子供を産み落とします。

赤血球の1/10程度のその子供(子細胞)は“血小板”という名前で既におなじみですが、現在の科学界でそんな話をすれば大笑いされますが、今の科学界が逆に世間から物笑いの種になるのも時間の問題かも知れません。

科学に対する批判はともあれ、ソマチッドが一番必要とされるのは、新しい細胞が誕生した場合です。

子細胞の原形質ではDNAがフル活動し、次々と新しいタンパク質が生産されており、酵素が必死になって働いて莫大な燐酸基が必要な状態です。

当然、原形質の容積が大きくなればなる程、肝心の細胞膜も増設せざるを得なく、特にリン脂質からなる細胞膜とその一部である糖鎖には大量の燐酸基が必要な為に、ソマチッドの消費量も加速されます。

末期ガンの患者の血液からソマチッドの姿が消えるのは、それだけ大量の新生ガン細胞が大量に誕生していると言う意味なのです。

・・・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・ソマチッドの分子構造はいずれ明らかになると思いますが、それが「含水燐酸塩鉱物錯体」であり、その基本単位は一つの中心核金属と複数(2~4)の燐酸基そして複数(4~8)の水分子から構成されるもので、それ自体が分子磁場を有した電磁的に活性したものと言えます。

現代科学で言う所の表面電荷を備えており、基本的に反撥し合います。通常、ソマチッドは幾つかの単位の集合体であり、単分子でいる事が少ないと思われますが、もともと鉱物塩なために条件次第で集合し結晶模様を描き出すと予測されます。

・・・・・・・・・・・・・引用おわり・・・・・・・・・・・・・



田村正道

2015年12月21日 (月)

ソマチッドは生命の前駆体か?電子とソマチッド

松浦博士はAWGというガン治療の電子波動照射機を開発した人物。 
特定の波動を照射することでさまざまな病気を治してしまう
彼によればソマチッドを解く鍵の一つは電子だという。
================================= 
以下ZERANIUM のブログより引用リンク
松浦博士は高性能顕微鏡で動物の精子を覗きながら、丹念に1~10000ヘルツの周波数をかけていくという、根気のいる実験を繰り返した。そして動物の精子などの生命体にどの周波数が有用であり、有害であるかを突き止め、さらに結核菌や大腸菌などを使って、周波数と生命活動の関係を研究し続けた。そしてその後25年にわたる実験の結果、10000種の周波数の中から69種の、生命体に有用で画期的な周波数を特定することができたのである。
そのようにして電子波動照射機は開発された
そして気がついてみると、松浦博士が開発した電子照射機は、なんと5000人以上ものがん患者や難病患者たちを救っていたのである。しかししばらくして問題が起きるようになった。電子照射機の効果に自信を得た松浦博士は、厚生労働省に申請をし、世界138ヶ国に特許申請をしたのであるが、その後、医師法違反と薬事法違反の容疑をかけられてしまったのである。
松浦博士自身も警察に連行され、2ヶ月近くにわたって取り調べを受けた。
しかも押収された300台近い電子照射機と大量の資料は、いつのまにか廃棄処分にされており、再び彼の元に戻って来ることはなかった。かつてレイモンド・ライフ博士やガストン・ネサン、シモンチーニ医師に起きたことが、そのまま松浦博士にも起きたのである。長い歳月を費やして開発された電子照射機は、多くの人々に行き渡る普及の寸前で、政府によってブレーキがかけられてしまったわけである。

しかしその後、富山大学や韓国のハンソ大学などで追実験が行なわれ、その結果有効性が立証されたことで、やがて厚生労働省認可の医療機器として承認されることになった。138ヶ国の特許申請に加えて、アメリカ、カナダ、ロシア、中国、EU、メキシコ、韓国、香港など、12ヶ国でも特許を取得した。また松浦博士は韓国のハンソ大学から、「国際名誉教授」第1号の称号を与えられている。

しかし日本のがん治療は相変わらず何も変わってはおらず、従来の西洋医学そのままに、「切る・殺す・焼く」、そして石油からつくられた猛毒の抗がん剤の使用に終始している。一方で、最先端の量子理論とソマチッド理論に基づいて開発された、松浦博士の治療技術が存在しているにもかかわらず、それが私たちの前に現れてこない理由は、その新しい技術が従来の西洋医療を否定するものであることを彼らは知っているからである。
松浦博士は、実は千島学説の学徒でもあった。

千島喜久雄が亡くなるまでの十数年、彼は「千島学説」の「腸造血説」などに深く共感していた。その後、千島学説の「ウイルスやバクテリアの自然発生説」を裏付けるソマチッド理論が、ガストン・ネサンによって発表された。ソマチッドは、人体環境に異変が起きるとさまざまな形に変化していくが、松浦博士が開発した電子照射機を作用させると、すべてのソマチッドが健康状態に戻ってしまうのである。つまり早い話が、ソマチッドのエサはある特定の電子であり、電子がソマチッドを充電させることがわかってきたのである。

なぜがんが消えてしまったか?
その理由を松浦博士は次のように説明する。

「ガンなどの病的細胞組織の表面はプラスイオン帯電物質なので、そこにある特定の周波数を持つマイナスイオン電子波動を照射すると、がん細胞が破壊的な共振作用を引き起こして自滅してしまう。マイナスイオン電子の大きさは原子核の1兆分の1センチ(10-12cm)の超微粒子で、これは自然界で最も小さな粒子です。マイナスイオン電子波動によって病的細胞が次々破壊されていくと、免疫力が一気に高くなり、そこから自然治癒力が働き出す。
 だから病的な症状を治癒してくれるのは、あくまでもその人自身が持つ本来の治癒力であって、電子照射機はその治癒の威力が発揮されるための条件を作り出すに過ぎない。その意味でこれは「治療器」というよりは、人体を「自然治癒」へと導くための最有力装置と言ったほうがいいかもしれない」と。(引用終わり)
=================================補足としてネサンを紹介したブログよりリンク

ネサンが発見したソマチッドは、とにかく不思議な生命体だった。摂氏200度以上の高温でも死なず、どんな生物も殺す威力を持つ5万レムの放射能にも耐え、どんなに強い酸の影響も全く受けず、遠心分離機にかけてもびくともしない。それはまさに不死身の生命体だったが、そのソマチッドがすべての生命体、そしてわれわれ人間の血の中で活動していたのである。それを知ったネサンは、その後も夢中でソマチッドの研究に没頭していった。

 そしてその後の研究で、動物や人間の免疫機構が弱まったり不安定になったりしたときに、ソマチッドの正常な形態が異常領域の形態に次々と変化していくことが分かった。つまり免疫機構の弱体化が、正常な3段階から次の13ステップへの形態変化を踏み出させる。その引き金を引くのはどうやらトラウマ(衝撃的体験)のようで、例えば放射線や化学汚染、事故、ショック、鬱状態等々が免疫機構の弱体化をもたらす原因になっているらしい。

 しかもソマチッドの形態と疾患との間には明らかに関連性があり、ソマチッドの形を見ればその人にどんな疾患があるのかも分かるようになった。ガン患者のソマチッドは常にある特定の形をしているのだ。こうしてネサンは、ソマチッドを検査することによってガンやリウマチなどの疾患判定ができるようになり、かつソマチッドの形を観ることで、ガンなどの変性疾患の発生を18ヶ月前に予知・予測することができるようになった。

 ところでこの不思議なソマチッドは、いったいどこからどんなふうに誕生するのだろうか。それについては「分からない」とネサンは言うが、とにかく赤血球の中にどんどんソマチッドが出現してくるのだ。そして「分からない」とは言いながらも、ネサンは「ソマチッドがDNAの前駆物質ではないか」と推測し、ソマチッドが生物と無生物の間の「失われた環」であることをほのめかす。このことについて、ネサンの妻であり良き研究パートナーでもあるフランソワーズは、さらに次のように突っ込んだ発言をしている。

 私たちは、ソマチッドは「エネルギーの具現」であるという結論に達しました。
ソマチッドは生命が最初に分化した具体的な形態であり、動植物の生きた生体に伝達できる遺伝的特質を持っています。ソマチッドは、基本的に電気を帯びています。したがって互いに近づくと、自動的に反発し合います。ソマチッドは、史上最小の生きた「エネルギーのコンデンサー」と言えるでしょう。(引用終わり)
=================================

北村浩司

2015年12月18日 (金)

細胞理論を引き継ぐネサン氏の研究 ~血液の中で生殖する極微生命体~

「細菌は病気の原因ではなく病気の結果生じるもの」
という仮説を立てたアントワーヌ・ベジャン氏の研究を次ぐ後継者として、ネサン氏の研究があります。しかし、現代の医学会から強い迫害を受け、研究が封印されてしまっています。

血液のなかで生殖する極微生命体(ソマチッド)は、二重胞子→ マイコバクテリウム形態→ 二重バクテリア形態→ 棒状形態→ 二重胞子を持つバクテリア形態→ 粒状の二重胞子を持つバクテリア形態→ 球状の細菌形態→ 破裂→ 酵母形態→ 子嚢胞子形態→ 子嚢形態→ 菌糸体形態→ 繊維状の葉状体へと変化し、ガン患者のソマチッドはある特有の形になっているそうです。
この研究からは、生命体というものが、現代医学の認識をはるかに超えた働きをしている事がわかります。

ただし、この研究からガン治療薬の開発を行う事は医療界のタブーになっているようです。

ガン呪縛を解く終章「健康回帰の道しるべ」
リンク
より引用

・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・・・・・

 現代の生物学や医学は生命の基礎単位を細胞とみなし、それを支える生命メカニズムを糖鎖構造やタンパク質、遺伝子などに求め、それらの働きを化学反応式によって表してきた。要するに、生命現象をいきなり分子生物学に還元してしまったのだ。しかし、本当に生命の基礎単位は細胞なのか。確かにアメーバなどの単細胞生物には生命活動の基本条件がそろっている。だが、だからといって細胞が生命の基礎単位と言い切るのは早計すぎよう。

 というのも、顕微鏡技術が進んだいま、血液の中にはもっと微小な、明らかに独立して生命活動を営む有機体がはっきりと認められるからだ。そしてこのことも、実は千島博士が予測していたものだった。ただ、千島が使っていた当時の顕微鏡には倍率や分解能などで限界があったため、千島はそれを「バクテリアやウイルスの自然発生」という言葉で表した。しかしその後驚異的な顕微鏡が開発されることにより、細胞よりもはるかに小さな、不思議な生命体の存在が発見され、リアルに観察されたのである。

・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・

電子顕微鏡では観察する試料の物理的様相を変える操作をしなければならないのに対し、ネサンの顕微鏡では「生体が生きたまま鮮明に観察できる」という画期的な特徴を持っていた。その顕微鏡「ソマトスコープ」を使ってネサンは血液や細胞の観察に着手したのである。

 そこから見えてきたものは、驚くべき「生命の宇宙」だった。そしてネサンはそこにうごめく小さな生命体を発見した。それは細胞よりもはるかに小さな生殖する有機体だった。驚いたネサンはそれをソマチッド(小体)と名付け、さらにつぶさにその生態を観察し続けた。すると、その小体は自らが置かれた環境に応じてさまざまなかたちに次々と変化していった。健康な生物体ではソマチッドが胞子、二重胞子に変化するだけでこの3つのサイクル内に留まっているが、いざ環境に異変が起きると、さらに新しく13の段階を経て成長していく。つまりソマチッド・サイクルは、全部で16の異なる形態を持っていたのである。

 健康な人の血液にはソマチッド、胞子、二重胞子の3形態が見られるだけだが、環境が劣化するとソマチッドは突然かたちを変えて次の段階へと進み、そこからさまざまなバクテリア形態が出現してくる。すなわち、二重胞子→ マイコバクテリウム形態→ 二重バクテリア形態→ 棒状形態→ 二重胞子を持つバクテリア形態→ 粒状の二重胞子を持つバクテリア形態→ 球状の細菌形態→ 破裂→ 酵母形態→ 子嚢胞子形態→ 子嚢形態→ 菌糸体形態→ 繊維状の葉状体へと、ソマチッドがどんどん変化し始める。そのプロセスをネサンはしっかりと見届けたのであった。千島学説では第3原理で「バクテリアやウイルスの自然発生説」を打ち出しているが、ネサンはその様子を顕微鏡でこと細かに観察し、千島が言う「バクテリアやウイルスの自然発生」を実質的に実証してくれた。千島の場合は顕微鏡の精度に限界があったため、ネサンほどまでにはよく分からなかったものの、ネサンは千島が見た世界をきわめてリアルに、ものの見事に描き出してくれたのである。

・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・・

 しかもソマチッドの形態と疾患との間には明らかに関連性があり、ソマチッドの形を見ればその人にどんな疾患があるのかも分かるようになった。ガン患者のソマチッドは常にある特定の形をしているのだ。こうしてネサンは、ソマチッドを検査することによってガンやリウマチなどの疾患判定ができるようになり、かつソマチッドの形を観ることで、ガンなどの変性疾患の発生を18ヶ月前に予知・予測することができるようになった。

・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・

 ネサンが発見したソマチッドはいま、暗視野顕微鏡を使えば誰もが簡単に観察することができる。しかし観察はできても医学界ではそれを無視、黙殺し、本気で新たな生物学と医学を構築していこうとはしていない。ぼく自身自分の血液中のソマチッドを見たいと思い、ソマチッド研究家の宇治橋泰志さんの研究室(免疫整体治療院)で何度か暗視野顕微鏡を使って実際に見せてもらったのだったが、なるほど血液の宇宙には、無数のソマチッドが輝きながらにぎやかにうごめいていた。そんな生命の宇宙に飛び込んでしまうと、いまの古典物理学的な医学と医療に、どこか空しさ侘しさを覚えてしまう。血液中にはこんなに神秘で素晴らしい命の宇宙が広がっているというのに、それを決して見ようとはせず、相変わらず「悪魔のガン」との戦いを、地上にへばりついて生物兵器や核爆弾、そして戦闘機空爆や戦車砲撃に明け暮れているかのような姿がほうふつとしてくるからである。

・・・・・・・・・・・・引用終わり・・・・・・・・・・・

田村正道

2015年12月15日 (火)

千島学説の原理を読み解く~第四原理⑧ 「細胞新生説」細胞が分裂するという定説は間違い

「細胞が分裂する(定説)」も「細胞が新生する(千島氏)」のも結果的には新たに細胞をつくりだすということでは同じことをしていると感じるが、お互いが対立しているが何を問題にしているのだろうか?疑問に感じた。

 生物として「新たに細胞を作り出す」と選択したということは、何かしら意味があるのだろう。

まずは、定説と千島氏の説を比較して見ていきます。

血液と健康の知恵 著者:千島喜久男 より引用

(1)従来の定説

 「細胞は細胞の分裂によって生ずる」は1859年ウイルヒョウが、細胞病理学を著して以来、世界の学界の定説となり生物学上の金科玉条になっている。
 この不動の定説に対し、勇敢にも始めて挑戦したのはソ連の細胞学者O.B.レベシンスカヤ女史('37-'56)である。

(2)レペシンスカヤの細胞新生説

 彼女は細胞は細胞構造を持たないオタマジャクシの卵黄その他のものから生ずることを発見して唱え出した。この発見が始めて日本に伝わったのは世界大戦が終わったあとの1951年だった。
 伝研の草野氏がこれを訳して岩波の"生物科学"誌(3巻4号)に紹介したことに始まる。
 これは日本の生物学界に大きなショックを与えた。その時、佐藤七郎、飯島衛、吉松広延氏等はある程度好意的な反応を示したが当時日本の血液学会会長をしていた京大の天野重安教授は頭下し、否定的な態度を示した。
 その時岩波の生物科学の編集をやっていた八杉竜一氏は私の細胞に関する研究を知っていたので、私にも意見を発表するようにすすめられた。そして、私の説は生物科学のその次の号(1952.第4巻1号)に発表した。
 実は私はレペシンスカヤの発見とは全く独立的に、細胞は新たに生ずるものであることに気づいていた。それを発表したわけである。そんなわけで、細胞新生説の最初の発見者はソ連のレシペンスカヤ女史であり、私の説はそれとは別個に発表したわけであり、細胞新生説の内容にみても大分違っている。
 即ちレペシンスカヤの説はオタマジャクシやニワトリの卵黄球、チョーザメの卵黄球、ヒドラのすりつぶしたものや卵白などから細胞新生説を唱え、新生した細胞は細胞分裂によって増殖するというのである。これは、細胞新生説と細胞分裂説とを共に含む折衷案である。

(3)レペシンスカヤの説と私の説との違い

 ところが私の細胞説はこれより遥かに広範囲なものでオタマジャクシやニワトリの卵黄球を始め人間や哺乳類の赤血球は腸の食物モネラから生ずることや、その赤血球は無核であるからまだ細胞ではないが、その無核赤血球から有核の白血球を生じ、更に生体の凡ての体細胞や生殖細胞を生じ、病的の場合はガン細胞や炎症の部分の諸種細胞、外傷の治癒組織細胞も赤血球から細胞新生によって生ずること(第一原理赤血球分化説)を発見し、発表してきた。
 そしてレシペンスカヤと大きく違うことは、レ女史は新生した細胞は細胞分裂によって増加すると唱えたのに反し、私は殆んど凡ての細胞分裂は不自然な環境の下で生ずる一種の人工産物(アーチファクト)であり、正常な生体内での細胞増殖は細胞分裂ではなく、細胞新生によるものであることが多くの事実と理論から結論することができると考えている。

(中略)

(7)細胞分裂説への疑問点
 (略)
 細胞分裂像は教科書に書いてあるような定型的なものはメッタに見られるものではなく、時たま分裂の或る段階にあるものと云われているものが見られても、それは真に細胞が分裂する時の一過程ではなく、却ってその反対の細胞が融合し、細胞核が新生している状況を誤り解したものが多い。

(8)肝細胞には大抵2個またはそれ以上の細胞核があるわけ。

 この核が間接分裂で増加したものか直接分裂で増えたものかは現代生物科学でも確証されていない。私見によればこれは、いずれも誤りである。肝細胞が赤血球のAFD現象によって生ずる時、赤血球塊(血球モネラ)の中に2個またはそれ以上の数の核が核の分裂によってではなく、各別個に新生してくる状況がよく認められる。 またガン細胞も同様に血球モネラから細胞核を新生するが、その際、始め2-3個の核ができ、いわゆる異状(または3極性)核分裂像といわれるものがよく見られるが、これも核分裂ではなく、同時に2個以上の核質が出現して、遂にはそれらが融合して一個の大きい核になるのである。その証拠にガン細胞は小さい細胞から急に大きくなることでも解る。

(9)赤血球の細胞質放出による白血球形成
 赤血球は(哺乳類の無核赤血球でも鳥類以下の有核赤血球でも)、組織培養をして観察してみると赤血球の一側が凹み、その細胞質を外部に放出し、あたかもヒョータンのようになり、細胞分裂を思わせるような形となり位相差顕微鏡で見ていると72時間ほどの経過で、その中に細胞核が新生するのを見ることができる。
 また、骨髄組織を取り出し、塗抹染色標本を造って見ると数個の赤血球が共同してその細胞質を放出して、最後には数個の赤血球の細胞質を出し合って大きな白血球(骨髄細胞)をつくる状態をも観察することもできる。

本田友人

2015年12月12日 (土)

赤血球の不思議 哺乳類の赤血球に核は無い、それは寒冷適応の流れ

殆どの生物の赤血球には核があるのに、哺乳類だけ赤血球に核が無い。なにかとても不思議に思ったので考えてみました。

 進化の過程で、哺乳類に進化するときに赤血球から核がなくなったと考えると進化の過程で何があったのでしょうか。

 哺乳類の特徴としてある、体温調節を切り口にして考えてみました。

 哺乳類は、寒冷適応の流れの中で変温動物から体温をほぼ一定に保つ恒温動物に進化しました。

 それは、自分で体温を作り出さなくてはいけなくなったので、エネルギー量が変温動物より多くなりました。
今までより多くのエネルギー量を作る為に、酸素を大量に取り入れることになります。

 酸素を大量に取り込み多くのエネルギーを作る為に赤血球は酸素を沢山運ばなくてはいけません。その為には、赤血球の総量を増加させるか、1つの赤血球が酸素を運ぶ回数を増加させるかになります。

 おそらくここで、赤血球の進化は「1つの赤血球が酸素を運ぶ回数を増加」させたと考えます。

 しかし、取り入れた酸素を運ぶ役割が赤血球は酸素に弱い。正確に言えば、赤血球の「核」が弱いのです。
 つまり、酸素に弱い赤血球が核を持ったままの場合、酸素で核が傷ついてしまう可能性が高くなります。
傷ついた核だと突然変異で異常細胞になって暴走する危険が高くなります。
それを防ぐ為に「脱核」という選択をしたのだと考えます。

 この「赤血球の脱核」という適応が、大量に酸素を取り込み一つの赤血球で運べる回数を増やしたのではないでしょうか。

 そして、恒温動物になって赤血球の脱核が起こったとしたら、これは寒冷適応の進化の流れの一種だと考えられます。

本田友人

2015年12月 9日 (水)

生物発光は、酸素適応できなかった嫌気性細菌が酸素を無毒化する為に用いられた反応

281641では、代表的な発光生物について整理しました。 それによると生物によって様々な発光目的がある事が分かりました。 続いては生物発光の仕組みから、生物発光の本来の意味を追求します。 大半の発光生物は太陽光や電気回路の代わりに、ルシフェリンという発光物質とルシフェラーゼという酵素を使って発光しています。 驚くべき事に発光生物のエネルギー効率は極めて高く、現在の照明技術の効率を大きく上回っています。 以下は生物発光の仕組みです。 ①ルシフェリンがルシフェラーゼ+マグネシウムによりATPと結合 ②ルシフェラーゼの助けを借りて酸素と結合 ③AMP、二酸化炭素を放出する事でオキシルシフェリンとなる ④オキシルシフェリンは不安定物質なので余分なエネルギーを放出する ⑤この時放出されるエネルギーが光として認識される。 ここで注目すべきは ・酸素を取り入れて二酸化炭素を放出している点。 ・ATP=エネルギーを使用している点 です。 酸素を取り入れて二酸化炭素を放出する等、生物発光は一見すると呼吸と似ていますが、決定的に異なるのが 【呼吸ではATP(エネルギー)が生産される】のに対して、 【発光反応ではATP(エネルギー)を逆に消費している】という点です。 また、もう一点注目すべき点は 発光細菌の多くは【グラム陰性桿菌】である事です。グラム陰性桿菌は嫌気性細菌といい、その名の通り【酸素】を嫌う生物です。 我々は、呼吸といえば当たり前の様に酸素呼吸を思い浮かべますが、酸素は反応性が高く(=エネルギーが大きく)生物にとって扱う事が難しい物質なのです。 原始生物にとっては酸素は毒でしかなく、窒素等それ以外の物質を使用して呼吸を行っていました。 実現論にも ----------------------------------------------------------------- 生物史上の大進化はいくつもあるが、中でも生命の誕生に次ぐ様な最も劇的な進化(=極めて稀な可能性の実現)は、光合成(それによって生物界は、窒素生物から酸素生物に劇的に交代した)であり、実現論1_2_01 ----------------------------------------------------------------- とある通り、進化上も嫌気性生物→好気性生物への進化は生物史上最も劇的な変化として位置付けられています。 以上を踏まえると ・生物発光の大部分が嫌気性細菌であること ・わざわざエネルギーを使って酸素を吸収し二酸化炭素を放出している事 の2点がポイントとなります。 これらを合わせて考えると、発光反応の本来の目的は、威嚇でもカモフラージュでもなく、酸素濃度が増え始めた原始地球において、一部の嫌気性細菌が有害な酸素を除去するために用いられた一種の適応反応であったと考える事が出来ます。 つまり、生物発光とは、 酸素呼吸という適応を実現出来なかった一部の嫌気性細菌が、害となる酸素を無毒化する為に行う反応の過程で生成される、エネルギーの余剰分 (=酸素無毒化過程の副産物)なのです。

小林有吾

2015年12月 6日 (日)

生物史から学ぶ、男と女の組織論

男としてどう生きるべきか、女としてどう生きるべきか、男女の関係はどうあるべきか、、、誰もが考える普遍的な問いであるが、個(個人)の視点で見るか、種(集団)の視点で見るかで、これらの問いに対する答えは全く違ったものになる。

個(個人)の視点で見た場合、往々にして、男も女も同じようにすべきか、平等であるか、特か損か、、、男女を比較してどうなのかといった思考にとらわれやすい。(男であること、女であることの前に個(個人)を置いているので当然そうなる)

種(集団)の視点で見た場合はどうか。
そもそも、生物がメス(女)とオス(男)が分かれたのは何故なのか?
この原初的な問いが決定的に重要であり、男という存在、女という存在の全ての起点、基盤となっている。

---------------------------------------------------------------
●実現論 前史:雌雄の役割分化 リンク 
雌雄に分化した方がDNAの変異がより多様化するので、環境の変化に対する適応可能性が大きくなり、それ故に急速な進化が可能だったからである。

事実、進化の源泉はDNAの多様性にある。つまり、同一の自己を複製するのではなく、出来る限り多様な同類他者(非自己)を作り出すことこそ、全ての進化の源泉であり、それこそが適応の基幹戦略である。しかし、同類他者=変異体を作り出すのは極めて危険な営みでもある。従って生物は、一方では安定性を保持しつつ、他方では変異を作り出すという極めて困難な課題に直面する。その突破口を開いたのが組み換え系や修復系の酵素(蛋白質)群であり、それを基礎としてより大掛かりな突破口を開いたのが、雌雄分化である。つまり、雌雄分化とは、原理的にはより安定度の高い性(雌)と、より変異度の高い性(雄)への分化(=差異の促進)に他ならない。従って、雌雄に分化した系統の生物は、適応可能性に導かれて進化すればするほど、安定と変異という軸上での性の差別化をより推進してゆくことになる。
---------------------------------------------------------------

ひとことで言えば、生物がメス(女)とオス(男)が分かれたのは「環境の変化に対して、種としての適応可能性を高めるため」、これが全てである。
つまり、生物史を学んで分かるのは、「男女(オスメス)という性は、もともと二つでひとつ」ということ。
主従でも上下でも損得でもなく、メス(女)とオス(男)の二つの性があって、種(集団)としてはじめて成立する、どちらが欠けても成り立たない。二つに分化し差異化された性が、相互に惹きあうことによって統合される。(個人という概念が登場するはるか以前からそうである)
このように考えると、男女の違いも肯定的に捉えて深く感謝できるのではないだろうか。

現代の組織においても、男と女の問題は大きなテーマであるが、個(個人)を主体に考えても利害調整や妥協にしかならない。
雌雄分化の本義に立ち返って、男と女が調和、融合することによって集団としての適応可能性を高める、そのような組織論を目指したい。

※双極的世界観「男と女(雄と雌)は最も始原的な分化と統合の実現態である」 リンク 

※雌雄分化における統合「分化という差異化=遠心力の形成に対して、相互に惹きあうことによって求心力をつくり、統合している」 リンク 

※オスメス分化の塗り重ね構造「生物数十億年の歴史のなかで、外圧に適応していくために、役割分担と調和が塗り重ねられてきた、それがオスとメスの分化。オスという役割(存在)、メスという役割(存在)があわさってはじめて、外圧に適応的たり得たし、種をつなぐこともできたのである」 リンク

岩井裕介

2015年12月 3日 (木)

森下敬一氏の唱えるガン説~①血液は骨髄ではなく腸で造られる(2)

引用続きです。
**.....**.....**.....**.....**.....**.....**.....**

◆血液は腸で造られる~造血のプロセス
では、血液はいったい体のどこで造られるのでしょうか?単細胞である原生動物は、一個の細胞の中で生存に必要な作業の一切を行っているので、これは除外するとして、それ以外の動物の体をみていきますと、体を構成している共通の要素は「体組織」と「消化器」と「血球」の三つになっています。
動物の体が存在しているということは、骨や内臓や皮膚などを構成する「体組織(体細胞の集合体)」がありますし、その動物が生きていくためには食物を摂り入れる必要があるので、その処理器官として「消化器」があります。
そして、その「体組織」と「消化器」を有機的につなぎ、栄養を補給し、動物の体全体が統一のとれた生命活動を営めるようにするのが、「血球」という存在です。
「血球」があるということは、その「血球」を造る「造血器官」がどこかにあるはずで、それは、「体組織」か「消化器」のどちらかということになります。「食物を摂り入れて、体を造る」という順序から考えると、「血球」を造り出すのは「消化器」しかないという推測が成り立つわけです。
「骨」という組織が出現するのは、動物の進化がかなり進んでからの話になります。
先にも触れましたように、「造血」という重要な機能を果たす場所が、途中から引っ越すのは難しいのですから、「造血器官」は「消化器」と考えるのはごく自然な流れなのです。

私はこの「造血は骨髄ではなく、消化器官で行われる」という仮説を立証するために、大学の研究室でさまざまな実験を行い、「血液は腸で造られる」という結論を導き出しました。

◆腸粘膜はアメーバ
腸の働きをご説明する前に、現代医学が唱えている腸の働きについて確認しておきましょう。
現代医学では「食物は胃腸の消化酵素によって、アミノ酸やブドウ糖といった小さな分子に分解され、小腸粘膜を通過して、血液やリンパの流れに乗って、栄養分として体の各部に運ばれていく」としています。
要するに、腸粘膜は、不要な残りかすと必要な栄養素とを分ける濾紙のような、静的な役割の膜であると捉えています。

ある期間、断食させたウサギを解剖して、その腸粘膜を詳しく調べました。ウサギは餓死寸前になると、自分の体毛をむしって食べたり、自分が入れられている木箱をかじったりしますので、解剖すると、腸の中に体毛や木片がたくさん見られます。
腸のいちばん内側で、食物と接する粘膜には突起があり、その突起が腸内に向かって絨たんの毛羽のようにたくさんはえています。この突起をもった腸粘膜を「腸絨毛組織」といいます。現代医学がいうように、腸の粘膜が受動的で静的な組織であれば、ウサギの腸の中の体毛や木片は、絨たんにたまったホコリのように、腸絨毛と腸絨毛のあいだに入り込むことはあっても、腸絨毛組織の細胞に取り込まれるようにはなっていないはずです。

ところが、実際には、体毛や木片は、腸絨毛の組織に食い込まれるように、組織の中にしっかりと取り込まれていたのです。
単細胞の原生生物、アメーバやゾウリムシは、体全体で食物を包み込んで、いつの間にか同化してしまうのですが、腸絨毛表面の絨毛上皮細胞もアメーバと同じように、ドロドロに消化された食物を自らの細胞内に取り込んで消化し、同化していくのです。
その後、上皮細胞の核は、絨毛の内奥組織に送り出されていきます。その核は、やがて数十個の赤血球を含んだ「赤血球母細胞」に変化発展するのです。「赤血球母細胞」とは、文字通り、赤血球の母親の細胞です。赤血球母細胞が腸絨毛内の毛細血管に接触すると、そこから血管内に赤血球だけを放出します。放出された新しい赤血球は血流に乗って全身をかけめぐるようになります。
このように、腸では食物が分解・吸収されるのではなく、腸粘膜内に取り込まれた後、いろいろな要素の結合・変容によって、赤血球という新しい細胞が造り出されるのです。

これは大変重要な仕組みですから、もう一度、整理・確認しておきたいと思います。

1.食物は消化液の作用や腸の運動の影響で、ドロドロの状態になる。
2.ドロドロ状の食物が、腸絨毛組織の表面にへばりつく。
3.ドロドロ状の食物が絨毛組織内に取り込まれつつ、その場の細胞に同化してしまう。
4.同化作用が完了した細胞の核は、絨毛内腔に押し出されて、その周りに細胞質がつけ加えられることによって赤血球細胞に変わっていく。
5.赤血球母細胞は、数十個の赤血球を胞子形成(酵母菌の繁殖過程)し、やがてその赤血球たちを絨毛内腔・毛細血管内に送り出す

このプロセスで、赤血球(血液)は造られていきます。ですから、繰り返しますが、現代医学の「骨髄造血説」はまったくの誤りなのです。

**.....**.....**.....**.....**.....**.....**.....**
~②へ続く~

コメットさん

« 2015年11月 | トップページ | 2016年1月 »

Ranking

  • にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ お勧めサイトランキングへ
2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カウンター

最近のトラックバック

無料ブログはココログ