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2015年12月12日 (土)

赤血球の不思議 哺乳類の赤血球に核は無い、それは寒冷適応の流れ

殆どの生物の赤血球には核があるのに、哺乳類だけ赤血球に核が無い。なにかとても不思議に思ったので考えてみました。

 進化の過程で、哺乳類に進化するときに赤血球から核がなくなったと考えると進化の過程で何があったのでしょうか。

 哺乳類の特徴としてある、体温調節を切り口にして考えてみました。

 哺乳類は、寒冷適応の流れの中で変温動物から体温をほぼ一定に保つ恒温動物に進化しました。

 それは、自分で体温を作り出さなくてはいけなくなったので、エネルギー量が変温動物より多くなりました。
今までより多くのエネルギー量を作る為に、酸素を大量に取り入れることになります。

 酸素を大量に取り込み多くのエネルギーを作る為に赤血球は酸素を沢山運ばなくてはいけません。その為には、赤血球の総量を増加させるか、1つの赤血球が酸素を運ぶ回数を増加させるかになります。

 おそらくここで、赤血球の進化は「1つの赤血球が酸素を運ぶ回数を増加」させたと考えます。

 しかし、取り入れた酸素を運ぶ役割が赤血球は酸素に弱い。正確に言えば、赤血球の「核」が弱いのです。
 つまり、酸素に弱い赤血球が核を持ったままの場合、酸素で核が傷ついてしまう可能性が高くなります。
傷ついた核だと突然変異で異常細胞になって暴走する危険が高くなります。
それを防ぐ為に「脱核」という選択をしたのだと考えます。

 この「赤血球の脱核」という適応が、大量に酸素を取り込み一つの赤血球で運べる回数を増やしたのではないでしょうか。

 そして、恒温動物になって赤血球の脱核が起こったとしたら、これは寒冷適応の進化の流れの一種だと考えられます。

本田友人

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