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2016年1月11日 (月)

赤ちゃんの進化学 ②進化の旅は生まれた後にも続いている

****つづき、以下引用


【乳幼児から大人のリンパマッサージのまどろみ助産院】
胎児、進化の旅は5億年、1日は160万年以上のスパンに相当するリンク
子育てを誤ることは、国を滅ぼす、間違った子育て法が常識となってしまっている点が非常にまずい。リンク



●赤ちゃんはホモ・サピエンスなのか
「進化の旅」は、いつ終着を迎えるのであろうか。胎児はどの段階で、ホモ・サピエンスとなるのだろうか。
多くの人は、赤ちゃん誕生の瞬間だと漠然と考えておられるのではないだろうか。つまり、赤ちゃんは、完全な人間として生まれて来る……というふうに、ほとんどの人が考えているのであろうか。

しかし、この世に誕生した瞬間に、進化の過程が全部完了して、人間として完成するということはありえない。実際に、赤ちゃんがホモ・サピエンスとしての特徴をもちはじめるのは、生後1年を過ぎた頃からである。
正確にいえば、一歳を過ぎた頃から、赤ちゃんは段々に人間になっていき、二歳半の頃になってようやく「ホモ・サピエンスの子供」になる。
つまり、一歳までの赤ちゃんは、ホモ・サピエンスではなく、他の哺乳類と同様の特徴をそなえているのである。

●赤ちゃんがホモ・サピエンスでない理由
赤ちゃんは、母親の乳首や哺乳瓶に吸いついて、お乳やミルクをごくごく飲んでいる。しかも、“息をしながら”である。数分間、息継ぎもせずに、お乳を飲んでいる。これは、人間以前の哺乳類に出来るが、私たち大人の人間にはできないことである。
つまり、私たちは食べ物や飲み物を“のみこむ”とき、息を止めるが、赤ちゃんは息を止めないでも“のみこめる”。

私たち大人の場合は、食道と気管が交差していて、ミルクをのみながら、同時に、誤って息をしてしまうと、わたしたちはゴホゴホッと“むせて”しまう。肺に飲み物や食べ物がまぎれ込むと、誤嚥性の肺炎になる、窒息死を引き起こすことさえある。赤ちゃんの場合、この食道と気管が、きちんと分かれていて、食道と気管それぞれが、それぞれの働きを“同時に”行うことができるのである。

サルやイヌ、ネコなど他の哺乳動物は、赤ちゃんと同じように、息継ぎせずに、食べ物を食べ続けることができる。
ということは、赤ちゃんの身体構造は、他の哺乳動物のグループに属しているといってもよいような段階にあるのである。乳児が“人間以前”といったのは、このような理由からである。

●「言葉を話す」という進化
なぜ、成長した人間だけが、他の哺乳動物と異なる“喉の構造”なのか。人間が“言葉を話す”ようになったためである。

声を発するメカニズムは、肺にある空気を、鼻ではなく、口へ向かって吐き出すことで、哺乳動物は声を発する。このとき、気管から鼻へ向かうべき空気が、喉の交差点で、口へと向かう。動物が“吠える”ときは気管を“一時的”に食べ物の道につなげて、喉から口へ、かなり努力を要する“特別な作業”である。なぜ、努力が要るかというと、喉をはげしく緊張させ、かつ運動させ、気管を強引に喉の方に近づけ、食べ物の道である口につなぎ、さらに声を発する(吠える・鳴く)作業をするからである。
す。

●哺乳・吸綴は、人間の原行為
哺乳類は、哺乳・吸綴を行うがゆえに、“哺乳類”とよばれる。哺乳の行為をする、つまり、お乳を“吸い啜る”動物である。爬虫類のトカゲは、哺乳行為をしない。もちろんカラス(鳥類)も、カブトムシ(昆虫)もカツオ(魚類)も、同様で哺乳行為をしない。
そして人間も哺乳類である。特に人間の場合、この哺乳類の哺乳類たる行為である哺乳・吸綴を、生後、充分に行わないと、言葉をよく話すことが出来なくなる場合があるので、赤ちゃんには、充分に「哺乳・吸綴」をさせる必要がある。

かつてこのようなお母さんがおられた。このお母さんは、ご自身が喘息のため、母乳がよく出なかった。それでミルクを赤ちゃんに与えていた。
ところがこのお母さん、赤ちゃんが飲みやすいようによかれと思って、哺乳瓶の吸い口(乳首)の孔を大きくしたのである。孔を大きくすれば、赤ちゃんはさほど強く吸わなくても、ミルクを飲むことができると考えたのである。
お母さんのこの行為は、赤ちゃんへの愛情からでたものであるから、私は大いに理解したいと思っている。しかし、この行為そのものは、大きな問題があった。
簡単に言えば、赤ちゃんから、“吸える力”を奪ってしまうと、最悪の場合、話すことができない子供に育ってしまう危険がある。話すことができない子供の症例では、他に五つのケースを知っているが、なんと全員、哺乳瓶の乳首の孔を大きくしていた。
さらに悪いことに、医者の指導を真に受けた親が、乳首型の“オシャブリ”を使わせず、ハイハイもさせないで育てたのである。
このようにして育てられた子供は、身体をいくら検査しても、どこにも悪いところはないのに、特殊養護学級に入らざるを得ないようになるケースがある。
日本の戦前の育児法に従って育てられた子供はみな親が驚くほど頭のいい子供に育っている。


(つづく)
***以上、引用終わり



いちどう 
 

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