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2016年6月 3日 (金)

生命は、単なる化学反応だけでは生じず、秩序化エネルギーの受信から生まれる?

生物の誕生として確実なのは約35億年前で、原核単細胞生物微化石の証拠がある。それ以前の約40億年前頃に生物は誕生したと推定されているが、大きく捉えるとほとんど推測の域を出ていない。その推定方法は、当時の地球生成期の大気、大陸、海の形成、大気や地中の温度、宇宙からの放射線の状態をもとに行っている。 その段階に、生命がいかに誕生したかの謎がある。しかし、現在の研究は、近代科学に基づいた因果関係のみの自然現象にその根拠を置いている。そのため、エントロピーの法則に代表される、エントロピーが増大する拡散のベクトルの中で、同じ原理を用いて生命のようなエントロピーの増大を防止し、秩序化や統合に向かう反応を説明するという論理矛盾に陥っている。 例えば、原始の大気や地中深くで、生物に必要なアミノ酸は自然発生するという実験結果から、その延長で生命は自然発生的な化学反応で誕生したというのが通説だが、そこで出来るアミノ酸は限られているし、核酸などはもっと生成が難しいことが解かっている。 その上、この自然な化学反応で起きたアミノ酸は、鏡像関係にあるものがほぼ同数存在する。ところが、生物が利用するアミノ酸は鏡像異性体うち活性の高いL型(左型)のみで、D型(右型)は使われない。この問題に対する納得できそうな仮説は今まで無かった。 ところが最近、星・惑星の誕生領域の赤外線が、周辺の磁場など影響により、螺旋運動を伴う円偏光という赤外線(電磁波)として複数の場所から観測された。その影響範囲は、太陽系の600倍にも及ぶらしい。 この、円偏光の赤外線(概ねテラヘルツ波で生物にとって重要な電磁波)の中では、アミノ酸は片側だけ(方向が合えばL型)優位になることがわかってきた。これらから、宇宙を漂ってきた隕石内で発見されたL型アミノ酸が生物誕生に関係しているという説がでてきている。 しかし宇宙でのLアミノ酸形成の前に、地球生命誕生のも円偏光の赤外線のような、いわば生命エネルギーも関連しているのではないか? むしろ、生命自然発生的化学反応に抗してエントロピーの増大を抑えていく生命の秩序化エネルギーを受信して生物がが誕生し、今もその生物が存在している以上、現在も宇宙から受信し続けていると考えたほうが自然ではないかと思う。 つまり、生命は、単なる化学反応だけでは生じず、秩序化エネルギーの受信から生まれ、今もそれを受信し続けているのではないか? また円偏光の運動軌跡はカタカムナにも通じるものがあるのが興味深い。 //////////////////////////////////////////////////////////////// (リンク) 【プレスリリース】星・惑星の誕生領域の赤外線のかたよりの普遍性と生命のホモキラリティー 本研究は、星形成領域の若い星に伴う星雲において22%という過去最高の円偏光の検出に成功し、その形成メカニズムを解明しました。これは、星や星の集団が誕生する過程で磁場や環境が与える効果を調べる新しいツールとなります。また、オリオン星雲よりも高い円偏光度と偏光空間広がりの検出と多数の他の領域での円偏光の検出は、地球上の生命のホモキラリティーの地球外原因として円偏光を考慮するのはオリオンだけではなく、普遍的な可能性があることを示しました。以上の研究は、広視野赤外線偏光撮像観測という独創的な手法を用いたことにより得られた新しい知見です。 「宇宙生物学(アストロバイオロジー)」という新しい学問への期待が、太陽系外惑星観測や太陽系内惑星・衛星探査の進展に伴い、ますます高まっています。今後は、より多くの星・惑星形成領域の広域円偏光サーベイを継続するとともに、高解像度での円偏光観測を行います。 また、本研究による星・惑星形成領域での偏光の知見は、現在進められているすばる望遠鏡の系外惑星と円盤の直接観測(SEEDSプロジェクト)にとっても重要な基礎になると期待されます。 このような研究をより一層進めることにより、どのような環境で星団・星・惑星、ひいては、地球のような惑星が生まれるのかという謎が解かれていくでしょう。そして、私たちの住む太陽系のような惑星系で、どうやって選択的に左型アミノ酸に偏りができ増幅されたかという、地球上の生命の起源の物語を紐解く鍵となるかもしれません。 右アミノ酸、左アミノ酸を放射光(軟X線)で初めて識別(プレスリリース)(リンク) 生物のアミノ酸は左型 (リンク) 円偏光二色性と旋光能 (リンク)

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