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2016年11月 6日 (日)

生命誕生に関わる、創世記の地球の状態 灼熱の酸化環境

【概況】
46.00億年 前
・太陽系が形作られる。
45.50~44億年前
・原始惑星同士の巨大衝突により、地球が形成される。
・現在の10^9倍の隕石が衝突した。
・惑星の衝突エネルギーで地表は「マグマオーシャン」に覆われる。
・地球内部では岩石と金属鉄が分離し、重い金属鉄が地球中心部に沈み込んで核になり、マントル・核の層構造が発達する。

45億年前

・大気は高温で、隕石含有または地球上で合成された生物素材であるメタンもアンモニアも、高圧の酸化的大気の中の酸化反応により無機物にリセットされた。

そのため、ミラーの実験のような有機物は存在できない。また、生物構成素材を根拠とした宇宙生命体飛来説も無い。それがあっても、この環境か下では無機物になるからだ。

【大気・海洋関係】

《地球創世記の隕石衝突による、大気組成と化学反応》

・マグマーシャンは1200℃以上の珪酸塩がが溶ける温度。
・大気圧 100気圧
・気温1000℃付近?

・気体組成
1000℃付近では反応は左→右で、すべて酸化反応。
2NH3→N2+3H2⇒N2
CH4+2H2O→CO2+4H2⇒CO2
2H2O→2H2+O2⇒O2(酸化剤)
高温のため分子は高速運動→軽元素水素(還元剤)は引力圏より離脱→酸化的大気環境(酸化気体混合体)
⇒ミラーの実験の前提が崩れた。

【根拠論理など】
《隕石衝突の確率》
隕石衝突の確率は、地球誕生と同時期のクレーター観察から推定されている。年を経るごとに指数関数的に減少するが、創世記のこの時期は一番多く、現在の10^9倍の確率で隕石が落下したと考えられている。"

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