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2017年1月11日 (水)

ウイルスは“病原体”だけではない

心に青雲からの引用リンク

〉たしかに感染はする。ウイルスが原因で病気になることはある。それは事実であるというか、事実に近いというか…。見た目はそうなのである。しかし真相は違う。敵ではない。
 なぜなら細菌にしろウイルスにしろ、彼らも生命体の仲間である。
 ウイルスは生命体とはいえないぞ、という声があろうかと思うが、ちょっと待っていてほしい。

 譬え話で言うと、ある日本の精密機器企業があって、シナ人の留学生がアルバイトで入ってきて、日本人従業員ともなかよく仕事をしていたとする。「いい仲間」だと思われていて、製品をつくる工程の欠かせない一員になっていた。共存していた。
 だがある日、シナ人留学生が寝返って精密機器の企業秘密を盗んで、シナの企業に売り渡した。
 つまりそれまで仕事の構成員の一人だったシナ人は、企業の敵になったということだ。

 このシナ人が言うなればウイルスであり、細菌でもある。
 より詳細には、以下の「学城」12号に発表された瀬江千史先生の論文「『医学原論』講義 10」のウイルス論を読めば理解できるだろう。その部分を引用させていただく。

     *    *    *

 地球から大きく相対的に独立してしまった人間と、「生命の歴史」の自然的環境を相互浸透させるべく存在するものがある。それは何かと言えば、ウイルスである。このように言うと、ウイルスは病気を引きおこす病原体としか思っていないみなさんは、大いにとまどうことが想像される。
 (中略)

 ウイルスとは、遺伝情報を担うと言われる核酸(DNAまたはRNA)と、それを取り囲む蛋白質から成るものであり、それ自体で増殖することはできず、宿主となる細胞に入り込み、その細胞に存在するものを使うことにより増殖するとされ、通常は宿主となった生命体に病気を引きおこすものと言われている。

 しかしウイルスに関するこの見解は、あまりにも一面的、一方的なものと言わねばならない。そもそも一般的に言うならば、地球上に存在しているものは、あらゆるものが一体的レベルでの一般性、一般的レベルでの一体性となった初めて存続できるのであり、それはすなわちいかなるものも、その存在には万物は流転するレベルでの必然性があるということである。

 それが一体どういうことかと言えば、地球上に誕生した生命体は、「生命の歴史」に説いたように、単細胞→カイメン→クラゲ→魚類→両生類→哺乳類→サル→人間へと発展したのであるが、その発展の主流に乗って変化できなかった生命体は、それぞれ変化した環境にそれなりに適応した生命体として残存し、全体として、生命体として生きる環境を整えているのである。

 例えば「生命の歴史」において、単細胞は地球の変化に応じてカイメン体へと進化発展したのであるが、カイメン体へと発展できずに、それでもなんとか地球の変化に適応して生存することのできた単細胞は、変化した地球でカイメン体がしっかりと生きられる環境を維持する役割を果たしたのであり、現在も果たしているのである。

 以上のことは、例えば細菌、プランクトンなどがこの類であり、これらの存在なしにはいかなる生命体も生き続けることができなくなることを思い出してもらえば、理解できるであろう。

 そして、ウイルスもまた、しかりなのである。 
 ウイルスが地球上に存在している以上、それは生命体を病気に陥れるために、どこからか突然に出現したものなどではありえず、あくまで「生命の歴史」の発展の中で誕生し、全体として生命体が地球上で生きていくためのなんらかの役割を担って、必然性として存在していると考えなければ筋が通らない。

 ではウイルスは、「生命の歴史」のどこで誕生し、どのような役割を担っているのだろうか。端的にはウイルスは、生命現象が単細胞生命体と水へと変化した時に、同じく生命現象から、生命体と地球との相互浸透を媒介する役割を担うものとして誕生したのである。

 これまで説いてきたように、単細胞生命体は、地球そのものであった生命現象から、地球との相互浸透なしには生きられないものとして誕生したのであるが、自ら細胞膜を形成して独立した以上、地球との相互浸透には媒介物が必要となったのであり、その媒介の役割を担うことになったのが、同じく生命現象から実体化した水とウイルスであったのである。

 詳しいウイルス論は別稿で展開するとして、ここで強調しておかなければならないことは、ウイルスは地球上に単なる病原体としてのみ存在するものではなく、生命体が生存し続ける媒介物としても存在しているものであるということである。

 すなわち地球上に誕生し、存続しているありとあらゆるものは、すべて共存関係を維持することによって、全体として一体として存続しているのである。例えば自然的環境としての雨も、風も、台風も、火山も、地震も、地球全体で一体として存続するための現象であり、いわゆる食物連鎖と呼ばれる現象もしかりである。

 これらについては、いずれ別稿で論じることになるが、ウイルスもその全体の一体化の一翼を担うものであり、その共存のバランスが崩れた時のみ、あたかも生命体にとって、病原体であるかのような現象を呈するだけのことである。

     *    *    *

 瀬江先生は、明快にウイルスとは何かを解いておられる。これで十分であろう。
 いかにインフルエンザの予防接種がイカサマか、これで明らかではないか。
 予防には、ワクチンを接種することではない。健康な生活をする以外にない。

 また、癌の原因にいまだウイルス説を唱えているご仁がいるが、もういい加減目覚めなさい、間違いなんだから。

花山薫
 

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