« 電気は食物連鎖を支える第3のエネルギー | トップページ | 深海熱水噴出域は「天然の発電所」 »

2017年6月 8日 (木)

粘菌のすごさ

粘菌はおもしろい。
単細胞生物で神経も能もない。
しかしその情報処理能力は私たち人間を驚かせる。
以下の記事はそんな粘菌の数理モデルを解き明かそうというものだ。
リンク
*********************************
数学探偵:小林さん、本日はよろしくお願いします。先ほど2人で粘菌について確認していたのですが、本当に不思議な生き物ですね。
小林さん:映画『風の谷のナウシカ』などで出てきたりはしましたが、粘菌の生態について知っている人は、あまりいないかもしれませんね。粘菌のおもしろいところは細胞内に多数の核をもつ多核単細胞生物というところなんです。
ティッカ:多核単細胞ですか。
小林さん:はい。通常の細胞は分裂の際、核の分裂の後に細胞質が分裂するので、1つの細胞につき1つの核となりますよね。ところが変形体が成長するときには、核が分裂しても細胞質は分裂しないので、多核細胞という1つの細胞の中にたくさんの核をもつ細胞になります。だから単細胞生物なのに大きくなることができるんです。
ティッカ:最大でどのくらいの大きさになるのでしょう?小林さん:5.54㎡の巨大な粘菌がギネス記録になっていますよ。ティッカ:人間よりもずっと大きいんですね!
小林さん:さらに、自他の別がないというのも粘菌のおもしろいところですね。たとえば、プラナリアという生物は、切断しても切断したそれぞれが完全なプラナリアとして再生します。しかし、それらをくっつけてもとの1匹に戻すことはできません。ところが変形体ではこれが可能なんです。
数学探偵:なるほど! おもしろいですね。
小林さん:粘菌はかなり大きくなることができるにもかかわらず、神経も脳もありません。しかし、ちゃんと生きているということは、何らかの情報処理を行っているということです。
ティッカ:目や脳や筋肉を使って行動する人間とはかなり違いますよね。
小林さん:粘菌は、体で情報を得て、体で考え、体で動く、オールインワンシステムだと言えますね。
*********************************
体で情報を得て、体で考え、体で動く、、
私たち人間は観念によって生きていますが、この粘菌は観念を持たない。
なのに私たちがすごく頭を使うことを意図も簡単にやってのけてしまう。
生命は不思議です。



匿名希望

« 電気は食物連鎖を支える第3のエネルギー | トップページ | 深海熱水噴出域は「天然の発電所」 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1761227/70501896

この記事へのトラックバック一覧です: 粘菌のすごさ:

« 電気は食物連鎖を支える第3のエネルギー | トップページ | 深海熱水噴出域は「天然の発電所」 »

Ranking

  • にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ お勧めサイトランキングへ
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター

最近のトラックバック

無料ブログはココログ