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2019年8月10日 (土)

代謝機能の進化のために、生命体は「炭素」を主元素とする生物になった

波動エネルギーを吸収する生命前駆体(始原生命体?)のソマチッドは「ケイ素(Si)→SiO2」でつくられているが、人類も含めわかっているすべての生命体の身体は、水と「炭素(C)化合物」を主元素に構成されている。
(※それゆえ炭素を含む物質は生命体に由来することから「有機物」と呼ばれる。)
そのケイ素と炭素の元素は、どちらも4本の結合の手をもち、酸素や水素と結合し安定した構造になる性質をもつ。(※元素番号は、炭素7、ケイ素14で同族元素。)

Q.生命体を構成する主元素が「炭素」になったのは?

まず、生命を維持する物質の代謝機能には「膜」が不可欠になり、その膜は親水性と疎水性をもつ「リン(P)脂質」によってつくられている。
海中にはリン含有は少ないので、ケイ素(SiO2)による波動エネルギーの取り込みにより、元素番号14のケイ素の隣にある元素番号15のリン(P)への変換(核融合)か?
いずれにしろ生命は、リン(P)を獲得したことで膜の形成が可能となり、リン脂質の膜を通じて外部から物質を取り込み、不必要な物質を外部に放出する「代謝機能」を獲得し、細胞「分裂」を行う進化形態に変異した。

物質の代謝は、外部から(食べ物として)炭素化合物を摂取し、個体の炭素排出物や気体の二酸化炭素(CO2)などにして排出する。「炭素(C)」が代謝の物質源になっている。
それは、ケイ素と同じ4つの結合の手をもつ炭素は、海中ではケイ素より約60倍の濃度もあり豊富であったため取り込みやすいからであろう。(※ケイ素は岩石に固定され海中に遊離しにくい。)
ただ、エネルギー吸収する源である元素番号14のケイ素より元素番号6の炭素の方が軽い(→エネルギー量が小さい)。
その問題を克服したのが、リン脂質の膜による「物質の濃縮機能」。

また同時に、リン脂質の膜をつくることができるようになって、エネルギー貯蔵、エネルギー代謝を可能とするポリヌクレオチド(ATP)を形成することも可能となった。
そして、膜の形成による濃縮機能の獲得によって、原子番号7の低分子の窒素(N)を取り込み、窒素と炭素を使い生命分子のアミノ酸に重合することが可能になった。
さらにアミノ酸で構成されるタンパク質も、核酸(DNA、RNA)も、糖や脂質なども、高度に組織化された高分子を形成することが可能になった。

【1】ケイ素(Si)による生命前躯体(ソマチッド)の形成。
【2】ケイ素(Si)の波動エネルギー吸収によりリン(P)の獲得。
【3】リン脂質(P)の「膜」の形成により低分子から高分子への濃縮機能の獲得。
【4】低分子の炭素(C)物質による代謝機能の進化。
【5】低分子の有機物とリンなどが重合し生命分子のアミノ酸の形成。
【6】さらにタンパク質や核酸(RNA、DNA)など高度に組織化された高分子を形成。

 

 

麻丘東出

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