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2019年10月23日 (水)

生命も存在!?約110光年先の惑星で「水蒸気」を検出

生命も存在!?約110光年先の惑星で「水蒸気」を検出リンクから転載します。
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地球から約110光年離れた惑星の大気中から「水蒸気」を検出!ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジの研究チームは11日、「太陽系外惑星の大気中から初めて水蒸気を検出した」と発表した。

水蒸気が確認されたのは、ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)内にある「K2-18b」という惑星。地球から約110光年離れたしし座内の赤色矮星の周りを公転し、大きさは地球の約2倍、質量は約8倍。ケプラー宇宙望遠鏡が発見した数百個の「スーパーアース(巨大地球型惑星)」の一つで、2015年に発見された。

論文によると、2016年と2017年にハッブル宇宙望遠鏡が収集した分光データを基に、K2-18bの大気を通過した星の光をオープンソースのアルゴリズムを用いて分析。その結果、大気中にまぎれもない「水蒸気の痕跡」を確認。水蒸気の正確な量は明らかではないが、コンピューターモデリングでは濃度が0.1~50%であることが示されたという。

生命が誕生するためには、「液体の水」、「有機物」、「生きていくためのエネルギー源」が必要。過去には、別の複数の惑星で水が検出されたものの、生命を維持するには惑星が大きすぎる、あるいは高温すぎるという結論に至った。恒星と適度な距離にあり、酸素や水、オゾン層などが存在する地球こそ、むしろ「宇宙における変わり者」とも言える。

研究チームによると、現段階では未検出ながら「窒素やメタンなどの分子も存在する可能性もある」とのこと。生命の痕跡を探す取り組みにおいて「この惑星は太陽系外で見つかっている中では最有力候補だ」と説明している。

唯一の調査手段となるのが次世代宇宙望遠鏡大気の詳細を知るにはさらなる観測が必要だが、地球から約110光年離れた場所にあるため、直接探査は不可能。現在NASAは、ハッブル宇宙望遠鏡の後継で、宇宙の始まり直後に誕生した天体の観測を目的とした「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」を開発中。2021年打ち上げ予定のこの宇宙望遠鏡を使い、生命が排出したとされるガスが大気中に含まれているかを確認するというのが、唯一の調査手段。

現在、4000を超える太陽系外惑星が発見されているが、その組成と性質についてはほとんど分かっていない。今回の発見は大きな一歩で、近い将来に『地球は特別なのか?』という根本的な質問の答えに近付くことができるかもしれない。
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匿名希望

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