« アンモニアの代謝機能の獲得こそが陸上適応への大きな一歩であった | トップページ | 恐竜が絶滅する前から地球は不安定な状態だった。貝殻の分析で海の異変が明らかに(米研究) »

2020年2月 3日 (月)

日常的な運動が、ガン発生リスクを低下させる

ガン治療やガン予防は様々な見解があり、いったい何が正しいのか?何を信じれば良いのか?と迷ってしまう。

日常生活の中か「何か」を変えなければと誰もが思うところである。

その中でも、最も気軽に始められて、かつ効果的と考えられるのが「運動」ではないだろうか。現代社会の日常生活を送る上では、意識しなければ日常的な運動時間を取ることは難しいかもしれないが、意識すれば1日10分の散歩から始めることは出来ないことではない。

来年こそは!と考えている人は、是非2020年から少しずつ運動を日常生活に取り入れてみるのも良いことだろう。それが、ガン発生の予防につながるのであれば、安いものである。

リンクより引用)

推奨される運動は7つのがんの発生確率の低下と関係性がある。75万人が参加した9つの研究分析をもとに国際的な医師グループがこのような結論にいたった。研究結果は専門学術誌Journal
of Clinical
Oncologyに掲載されている。

世界保健機構(WHO)は早歩き、水泳、ランニング、エアロビクスなど、毎日様々な運動を行うことを推奨している。年齢に応じてWHOの推奨は時間や量など負荷が異なっている。研究者らは以前から、このような負荷ががん発生確立にどの程度影響するか解明したいと考えていた。

この問いに答えるため、米国、スウェーデン、オーストラリアの研究者らは過去の調査を分析した。その対象として75万人以上が参加した9つの研究が選ばれた。被験者はそれぞれ自身の身体活動を語り、その話と15種類のがんに関して被験者が診断された頻度を比較した。
その結果、安静状態の7-15倍のカロリーを消費する推奨身体活動は、7つのがん疾病率の低下と統計的に関連があることが分かった。その7つは直腸がん、乳がん、子宮内膜がん(子宮上皮層がん)、腎臓がん、肝臓がん、骨髄腫および非ホジキンリンパ腫であった。運動レベルによってがん発生率は8%から27%の割合で減少していた。

調査分析の対象は主にコーカソイドであり、また全てのがんを網羅しているわけではないなど本研究には制限が多いものの、WHOの推奨する運動負荷はがん予防において重要であると研究者らは結んでいる。

(引用終わり)
----------

また、青少年の運動不足も近年問題視されている。運動をしないことが、健康に悪影響を及ぼす大きな原因の一つになっているようだ。

----------
青少年の80%が運動不足=WHO(リンクより引用)

世界保健機関(WHO)は、青少年の80%以上が運動不足であり、健康に悪影響を及ぼしていると発表した。WHOは、青少年の運動不足を解消するための対策を各国は早期に講じる必要があると考えている。医学誌「ランセット・チャイルド・アンド・
アドレセント・ヘルス(The Lancet Child & Adolescent
Health)」にWHOの調査結果が掲載された。

調査では、レジャーとスポーツ、家事、ゲーム、ウォーキング、サイクリング、体育などが考慮された。青少年の運動不足を解消するためには「早期の対策が必要」だと強調されている。

調査は146か国の11歳から17歳までの学生160万人を対象に実施され、80%以上の学生(女子85%、男子78%)が、推奨されている少なくとも1日1時間の中等度から高強度の身体活動を行っていないことがわかった。
また調査では、146か国中142か国で女子のほうが身体活動量が少ないことが明らかとなった。

(引用終わり)
----------

運動を意識的に増やすことで、ガン予防につながることを示唆する研究も近年では多くなってきた。2020年は、日常生活の中に運動を意識的に取り入れてみると良さそうだ。

----------
運動、さらに運動! 研究者らがガンによる死亡の予防について指摘(リンクより引用)

スペインのア・コルーニャ大学の研究者らは、身体的運動は、ガンや心疾患、他の疾患に関わる早死の予防に確かな効果があることを明らかにした。サイト「EurekAlert」のプレスリリースが発表した。

平均年齢64歳の女性4714人が参加した調査では、ルームランナーでの運動時の心臓超音波検査が行われた。

メタボリックの基準を10とし、それに相当またはそれ以上となる持久力の指数を示した女性とこの数値以下の女性の比較を行った。レベル2程度は階段を素早く上る状態に相当する。
4年以上にわたる観察結果では、心血管の疾患による死亡事例は345ケース、ガンによる死亡は164ケース、他を原因とする死亡は203ケースだった。その際、身体的運動レベルが悪い女性の年間死亡率は、身体的運動レベルが良い(2.2%と0.6%)に比べ4倍高く、年間のガンによる死亡率も2倍(0.9%と0.4%)高くなった。

« アンモニアの代謝機能の獲得こそが陸上適応への大きな一歩であった | トップページ | 恐竜が絶滅する前から地球は不安定な状態だった。貝殻の分析で海の異変が明らかに(米研究) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« アンモニアの代謝機能の獲得こそが陸上適応への大きな一歩であった | トップページ | 恐竜が絶滅する前から地球は不安定な状態だった。貝殻の分析で海の異変が明らかに(米研究) »

Ranking

  • にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ お勧めサイトランキングへ
2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

カウンター

最近のトラックバック

無料ブログはココログ